平成22年 3月 定例会(第1回) 平成22年第1回
杉戸町議会定例会 第1日平成22年2月23日(火曜日) 議 事 日 程 (第1号) 1、開 会 1、開 議 1、
会議録署名議員の指名 1、会期の決定 1、諸般の報告 1、
町長提出議案の報告及び上程 1、町長の
施政方針並びに
提出議案の提案理由の説明 1、諮問第1号、議案第1号の説明 1、議案第2号の説明 1、議案第3号、議案第4号の説明 1、議案第5号の説明 1、議案第6号~議案第8号の説明 1、議案第9号の説明 1、議案第10号の説明 1、議案第11号~議案第15号の説明 1、議案第16号の説明 1、議案第17号の説明 1、次会日程の報告 1、延 会午前10時7分開会 出席議員(16名) 2番 勝 岡 敏 至 議員 3番 都 築 能 男 議員 4番 田 中 敦 美 議員 5番 坪 田 光 治 議員 6番 岡 田 秀 夫 議員 7番 菅 沼 静 枝 議員 8番 高 岡 享 議員 9番 石 川 敏 子 議員 11番 上 原 幸 雄 議員 12番 稲 葉 光 男 議員 13番 宮 田 利 雄 議員 14番 原 田 三 男 議員 15番 須 田 恒 男 議員 16番 長 岡 朝 子 議員 17番 森 山 哲 夫 議員 18番 阿 部 啓 子 議員 欠席議員(なし) 説明のための出席者 古 谷 松 雄 町 長 中 村 茂 会 計 管 理 者 (兼) 会 計 課長 北 島 隆 総 務 財政 藤 沼 利 夫 秘 書 政策 調 整 幹 課 長 堀 江 明 行 政 改革 川 島 美 喜 雄 財 政 課長 推 進 室長 鈴 木 聡 総 務 課長 野 口 俊 彦 人権・女性 政 策 担当 参 事 岡 田 孝 行 住 民 参加 染 谷 康 宏 町 民 課長 推 進 課長 真 田 孝 一 税 務 課長 中 島 敏 博 収 税 対策 室 長 小 林 朝 美 環 境 福祉 武 井 義 和 福 祉 課長 調 整 幹 (兼) すぎとピア 所 長 野 口 浩 之 健 康 増進 小 暮 正 幸 環 境 課長 課 長 (兼) (兼) 環 境 保 健 セ ン ター セ ン ター 所 長 所 長 新 井 健 一 建 設 経済 田 中 正 俊 都 市 施設 調 整 幹 整 備 課長 (兼) 工 事 検査 室 長 関 根 孝 一 建 築 課長 吉 田 文 雄 産 業 課長 (兼) 農 業 委 員 会 事 務 局長 (兼) 産 業 団地 拡 張 推進 室 長 間 中 重 光 上 下 水道 小 島 和 夫 消 防 長 課 長 輪 島 正 視 教 育 長 鈴 木 光 男 教 育 次長 (兼) 教 育 総務 課 長 (兼) 幼 保 一 元 化 推 進 室長 伊 藤 美 由 紀 学 校 教育 島 村 薫 社 会 教育 課 長 課 長 (兼) 町 史 編 さ ん 室 長 堀 江 津 喜 子 選 挙 管理 委 員 会 書 記 長 (兼) 公 平 委 員 会 事務局長・ 監 査 委員 事 務 局長
事務局職員出席者 大 串 雅 治 事 務 局長 千 把 幸 夫
事務局次長 田 沼 一 郎 書 記 萩 原 淳 書 記
△開会の宣告 (午前10時 7分)
○
上原幸雄議長 ただいまから平成22年第1回
杉戸町議会定例会を開会いたします。 ◇
△開議の宣告
○
上原幸雄議長 これより本日の会議を開きます。 ◇
△
会議録署名議員の指名
○
上原幸雄議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第111条の規定により、 6番 岡 田 秀 夫 議員 13番 宮 田 利 雄 議員 を指名いたします。 ◇
△会期の決定
○
上原幸雄議長 日程第2、会期決定の件を議題といたします。
議会運営委員会委員長の報告を求めます。
議会運営委員会委員長。 〔5番
坪田光治議員登壇〕
◆5番(
坪田光治議員) 5番、
議会運営委員会委員長の坪田でございます。 第1回定例会の会期等については、去る2月16日、
議会運営委員会を開催し、審議いたしましたので、結果につきまして、その概要をご報告いたします。 初めに、会期は、本日2月23日から3月18日までの24日間とし、本定例会に町長より提出されます議案は、全部で26件であります。 次に、会期日程でありますが、本日2月23日は、町長の
施政方針並びに
町長提出議案について、町長より提案理由の説明及び調整幹等より補足説明をお願いいたします。 2月24日は、引き続き
町長提出議案について
教育次長等より補足説明をお願いいたします。 2月25日及び26日は、議案調査のため休会といたします。 2月27日及び28日は、休日のため休会といたします。 3月1日は、議事の都合により休会といたします。 3月2日、3日及び4日は、町政に対する一般質問をお願いいたします。 3月5日は、議案第5号から議案第25号までの質疑をお願いいたします。次に、諮問第1号の議案審議をお願いいたします。次に、議案第1号から議案第3号までの議案審議をお願いいたします。次に、議案第4号の質疑をお願いいたします。 3月6日及び7日は、休日のため休会といたします。 3月8日は、5日に引き続き議案第4号の質疑をお願いいたします。 3月9日は、議案第4号の議案審議をお願いいたします。 3月10日は、議案調査のため休会といたします。 3月11日は、
総務財政常任委員会付託審査のため、3月12日は
建設経済常任委員会付託審査のため休会といたします。 3月13日及び14日は、休日のため休会といたします。 3月15日は、議事の都合により休会といたします。 3月16日は、
教育厚生常任委員会付託審査のため休会といたします。 3月17日は、議事の都合により休会といたします。 3月18日は、
委員会審査報告等をお願いいたします。 以上であります。円滑な議会運営ができますようお願い申し上げ、報告といたします。
○
上原幸雄議長 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、
議会運営委員会委員長の報告のとおり、本日から3月18日までの24日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
上原幸雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月18日までの24日間と決定いたしました。 ◇
△諸般の報告
○
上原幸雄議長 日程第3、この際、諸般の報告をいたします。 去る1月22日、菖蒲町生涯
学習文化センターにおいて、
埼葛町村議会議長会から議員在職10年以上による
自治功労者として、6番、
岡田秀夫議員、7番、
菅沼静枝議員、8番、
高岡享議員、9番、
石川敏子議員、不肖私が表彰を受けましたので、ご報告いたします。 また、去る2月9日、
全国町村議員会館において、
全国町村議会議長会から不肖私が特別表彰を受けましたので、ご報告いたします。 次に、平成21年11月19日以降における平成22年2月16日までの議会に関する事項は、印刷の上、
議案送付の際に同封しておきましたから、ご了承を願います。 次に、監査委員から、平成21年12月31日現在における杉戸町一般会計並びに特別会計現計表が送付されてまいりましたので、
議案送付の際に同封しておきましたから、ご了承を願います。 次に、
一般質問通告書が提出されてまいりましたので、
議案送付の際に同封しておきましたから、ご了承を願います。後日、日程に従い、ご質問をお願いすることになりますので、あらかじめご了承を願います。 次に、当局から、「
議案資料一覧」のとおり議案資料が送付されてまいりましたので、
議案送付の際に同封しておきましたから、ご了承を願います。 次に、当局から、9番、
石川敏子議員、17番、
森山哲夫議員、18番、
阿部啓子議員の議会活動の資料が送付されてまいりましたので、本日、お手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 ◇
△
町長提出議案の報告及び上程
○
上原幸雄議長 日程第4、町長から議案の提出がありましたから、ご報告いたします。 事務局長をして朗読させます。 〔
事務局長朗読〕
○
上原幸雄議長 ただいま報告いたしました議案は、印刷の上、お手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 町長から提出された議案を一括上程いたします。 ◇
△町長の
施政方針並びに
提出議案の提案理由の説明
○
上原幸雄議長 日程第5、町長から
施政方針並びに
提出議案の提案理由の説明を求めます。 町長。 〔
古谷松雄町長登壇〕
◎
古谷松雄町長 本日ここに、平成22年第1回
杉戸町議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、ご健勝にてご参集を賜り、平成22年度の予算を初め、当面する重要案件についてご審議をいただくことができますことは、町政発展のため、まことに喜びにたえないところであり、衷心より感謝申し上げる次第でございます。 開会に当たりまして、新年度の
施政方針及び
予算編成方針並びにご提案申し上げました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、
施政方針でございます。 私は、多くの皆様からのご支援をいただき、町長に就任してから7カ月がたちました。この間、
マニフェストの行動計画を公表するなど、新しい杉戸町を目指して、町発展のため精いっぱい努力してまいりました。 さて、町政に取り組む所信を申し述べたいと思います。我が国を取り巻く環境は、政権交代や
少子高齢社会、地方分権の進展により大きな変革期を迎えました。また、
アメリカ発の金融危機による
世界的景気後退から国内でも企業収益の大幅な減少や株価の下落、さらには大量のリストラにつながり、かつて経験したことのない経済危機に直面しております。また、JALの経営破綻、世界のトヨタのリコール問題など、従来の安全神話が崩れるなど、さまざまな出来事が発生しております。また、
地方分権改革推進委員会においては、生活者の視点に立つ地方政府の確立として、
自治行政権、
自治財政権、
自治立法権を有する
完全自治体を目指すという提言がなされております。 一方、当町では、今まで
合併問題等で町が二分していた時期もありました。これからは町民、行政、議会が対話と協調を重ねながら政策を実行していく時代でなければならないとの考えをしております。 昨年は、杉戸町在住の北村薫氏が直木賞を受賞され、名誉町民となりました。このことは郷土杉戸町の誇りであり、
子どもたちに夢を与えることのできる大きな出来事であります。また、ことし初めて開催した
賀詞交歓会では、各界、各層の皆様方にご参加をいただきまして開催することができました。参加者からは、大変有意義であったという声をお聞きしており、新たな杉戸町の発展の一歩をスタートできたのではないかと感じているところであります。 平成22年度における町政運営につきましては、
マニフェスト実現のため、次の3つの項目を重点施策として進めてまいります。 1つ目は、「
子どもたちの健やかな成長を育む杉戸の実現」であります。少子化や核家族化の進展、女性の社会進出などにより、子どもと家庭を取り巻く環境が大きく変化し、
子育て支援が重要な課題であると考えております。このことから子育てに関する総合窓口として、
子育て支援課を新たに設置し、
子育てサービスの拡充に努めてまいります。 保健・医療では、子どもが
町内医療機関を受診する際の窓口負担を軽減するため、
こども医療費の窓口払いの廃止をいたします。また、
子育て家庭の
経済的負担の軽減を図るため、低所得階層の保育料の引き下げを実施してまいります。また、妊娠、出産にかかわる経済負担の軽減や母体、胎児の健康確保を図ることを目的とし、
妊婦健康診査の充実を図ってまいります。 児童福祉では、建築から37年経過し、老朽化が進んでいる泉保育園の園舎と児童館の改築をし、あわせて
子育て相談や交流の場など
子育て支援の拠点として整備、充実を図ります。また、
内田放課後児童クラブの
入所希望者増の解消のため、新たに内田第2
放課後児童クラブを設置し、児童の健全育成のため良好な環境整備を図ってまいります。また、
町立幼稚園につきましては、幼稚園のあり方、方向性について検討をしてまいります。 学校教育では、児童生徒の学習、生活指導の充実を図るため、
教育指導員やすぎの子
サポーターの配置を行ってまいります。 次に、2つ目は、「町民がともに支え、みんなでつくる元気な杉戸」の実現であります。 私は、就任当時から自分たちの町だからみんなの力でよい町にしようと訴えてきました。私は、国、地方自治体のみが
住民ニーズにこたえるのではなく、多様な民間主体を
地域づくりの担い手と位置づけ、協働によって地域のニーズに応じた
社会サービスの提供が重要と考えております。そのためには町民協働により、信頼し、支え合い、町民だれもが
まちづくりの担い手として活躍できる
町民参加型社会に向けた
仕組みづくりが大切であります。住民参加では、町と町民の協働による新たな
まちづくりの基礎をつくるため、地域における取り組みや地域活動への参加、あるいは町内における多様な活動を支援するみんなでつくる
まちづくり支援事業をスタートさせてまいります。 また、私や職員が町内の各地域に出向き、町政にかかわる各種情報や特定の懸案事項について情報を提供し、町政情報について町民の皆様と共有し、ともに
まちづくりを考えていく
まちづくり懇談会への充実を図ってまいります。 次に、3つ目は、「成熟時代に対応した健全な
行財政運営」であります。現代社会は、成長から成熟への時代へ変わり、価値観は多様化し、住民のニーズは多岐にわたっております。また、
少子高齢化に対応する新たな行政需要が高まっています。このような中で、
基礎自治体として徹底した改革に取り組み、選択と集中のもと、より一層効果、効率的な
行財政運営を推進する必要があります。そのため新年度からは、
調整幹制度の廃止、副町長の設置など、新たな執行体制によりさまざまな行政課題、懸案事項を解決するとともに、第五次杉戸町
総合振興計画や新たな行政改革の大綱の策定に取り組み、持続可能な健全な
行財政運営を目指してまいります。 私は、町の財政状況や社会情勢を考慮し、
町財政健全化の一環として、引き続き特別職の給与及び期末手当を減額するとともに、一般職員の手当も引き続き削減してまいります。 以上、平成22年度の町政運営に当たり、私の町政運営に関する所信並びにこれを実現するための施策をのべてまいりました。成長から成熟へと時代は大きく変わろうとしています。経済も
危機的状況を迎えております。この難局を乗り切るため、私たちに求められていることは、変革と信頼です。私は、こうした厳しい時代だからこそ町が1つになって、「自分たちの住む町をみんなの力でよい町にしよう」を合い言葉に、町民の皆様を初め議員の皆様とともに汗をかき、英知と情熱を結集し、この難局を乗り越えてまいりたいと考えております。その先には必ずや杉戸町のさらなる飛躍が生まれるものと確信しております。 それらの実現に全力を傾注して取り組んでまいりますので、町民の皆様並びに議員の皆様のより一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、平成22年度の
施政方針といたします。 次に、平成22年度
予算編成方針について申し上げます。 景気低迷の影響を受け、自主財源である
個人町民税や
法人町民税など町税が大幅に減少する見込みの中、限られた予算が効果的に活用できるよう、すべての施策、事務事業の評価、総点検を実施し、ゼロベースからの予算編成に努めたところです。 平成22年度は、健康で明るく元気のある
杉戸づくりの実現に向け、町民の暮らしを守る
まちづくり、
子育て環境の充実した
まちづくり、高齢者等が安心して元気に暮らせる
まちづくり、第四次杉戸町
総合振興計画の集大成を予算編成の柱と位置づけたところでございます。 それでは、予算の概要につきまして、
総合振興計画に掲げる7つの基本目標に沿って申し上げたいと思います。 まず、1点目は、「安心とやさしさを感じながら暮らせるまち」づくりであります。保健・医療では、
妊婦健康診査や女性特有のがん検診を引き続き実施し、町民の健康を確保してまいります。 家庭・児童福祉では、内田第2
放課後児童クラブを4月より開設し、児童の健全育成のため良好な環境整備をしてまいります。また、
子育て世帯の保護者の経済負担を軽減するため、
こども医療費の窓口払いの廃止及び低所得階層の保育料の引き下げを行います。 障がい者福祉では、高齢者や障がい者、妊産婦等の
歩行困難者の移動がスムーズにできるようにするため、
東武動物公園駅に
エレベーター等を設置する東武鉄道に対し費用負担を行います。 介護保険では、
介護保険料減免制度を拡充し、
生活困窮者への支援を行ってまいります。 次に2点目は、「安全で水と緑に恵まれたさわやかなまち」づくりであります。 消防では、
化学消防ポンプ自動車を最新鋭の車両に更新し、消防体制の強化を図ってまいります。 防犯では、災害や
防犯情報等により、早く町民に提供し、地域の安心・安全を確保するため、安心・
安全メール配信サービスを開始いたします。 次に3点目は、「個性豊かで魅力ある快適なまち」づくりであります。
市街地整備では、
東武動物公園駅
東口通り線の拡幅と駅前広場の早期整備を目指し、
整備プランや整備手法の検討を進めてまいります。 上水道では、安全で安心な水を供給するため、
石綿セメント管の更新を実施してまいります。 下水道では、水質保全並びに公衆衛生の向上による生活環境の改善を図るため、大栄団地内の
枝線布設工事を実施してまいります。 次に4点目は、「力強く地に根を下ろした地域産業を育てるまち」づくりであります。 工業では、既存の
杉戸深輪産業団地の北側、屏風・深輪地区を工業系の土地利用とするため、
土地利用計画や企業の立地動向を調査を進めてまいります。 勤労者・
消費者対策では、離職を余儀なくされた失業者などに対し、埼玉県
ふるさと雇用再生基金事業、
緊急雇用創出基金事業を活用し、雇用を創出してまいります。 次に5点目は、「きめ細やかで生きがいのもてる心豊かなまち」づくりであります。 学校教育では、児童生徒の学習、生活指導の充実を図るため、教育指導にすぎの子
サポーターを配置を行います。また、「杉戸町
学校オアシスプラン」を見直し、事業の充実と特色のある教育活動により1人1人の学びを充実させるため、「杉の子学び充実プラン」を実施してまいります。 次に6点目は、「夢と希望をもちみんなが参加できるまち」づくりであります。 住民参加では、町と町民の協働による
まちづくりの基礎をつくるため、
まちづくり懇談会を開催し、町政情報を共有化してまいります。また、地域の活動を支援するため、「みんなでつくる
まちづくり支援事業」をスタートさせます。 次に7点目は、「クリーンで効率的な行政を進めるまち」づくりであります。 行政運営では、新たな行政改革大綱を策定し、効果的・効率的な
行財政運営を推進してまいります。 また、財政運営では、財政状況や社会情勢を考慮し、私を初め副町長及び教育長の給与及び期末手当並びに一般職員の手当を引き続き削減してまいります。 以上、平成22年度予算編成の主な内容を申し上げましたが、限られた予算の中で町民の福祉の向上に努めた予算編成をしたところでございます。 引き続きまして、今回ご提案いたしました議案につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。今回ご提案申し上げました案件は26件であります。 それでは、今回ご提案申し上げました議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 初めに、諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてであります。現在同委員としてご活躍いただいております大木邦子氏が本年6月30日をもって退任されるため、その後任として日下部静江氏を人権擁護委員候補者として推薦いたしたいのであります。 議案第1号は、杉戸町固定資産評価審査委員会委員の選任についてであります。現在同委員であります伊坂清氏が本年5月11日で任期満了になります。適任者と考えますので、引き続き同氏を再任いたしたく議会の同意を求めるものであります。 議案第2号は、杉戸町道路線の認定についてであります。開発道路の寄附採納等による道路線の認定の必要が生じましたので、提案するものであります。 議案第3号は、平成21年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)であります。今回の補正は、緊急かつ必要性の高い経費の追加及び執行差金の減額の措置を行うものであります。 歳入につきましては、町税、地方譲与税、地方消費税交付金、国庫支出金などを追加並びに利子割交付金、分担金及び負担金、県支出金、財産収入及び繰入金などを減額するものであります。 歳出につきましては、子ども手当対応用の窓口電算処理装置改修業務委託料、既存小規模福祉施設スプリンクラー等整備交付金、中央幼稚園管理棟・遊戯棟改築工事費、国体記念運動場整備工事費、組織改編に伴う経費等の追加並びに確実に執行残が見込まれる経費の減額などでございます。補正額は、歳入歳出それぞれ5557万2000円を減額し、補正後の総額を111億1285万8000円とするものであります。 議案第4号は、平成22年度杉戸町一般会計予算であります。健康で明るく元気のある杉戸町づくりの実現のため、歳入歳出予算の総額を116億1000万円とするものであります。平成21年度と比較し6.7%の増としております。 また、歳入歳出予算とあわせまして、債務負担行為及び地方債の設定などを提案するものであります。 議案第5号は、杉戸町印鑑条例の全部を改正する条例であります。平成22年6月1日より自動交付機を導入することに伴い、新たに町民カードを交付する必要があり、条例の全部を改正したいので、この条例を提案するものであります。 議案第6号は、杉戸町課設置条例の一部を改正する条例であります。行政改革の一環として税務課及び収税対策室の統合を行い、事務の効率化を図るとともに、
子育て支援のため
子育て支援課を設置するため、この条例を提案するものであります。 議案第7号は、副町長及び杉戸町教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例であります。当町の財政状況や社会情勢を考慮し、杉戸町の財政健全化の一環として、副町長及び教育委員会教育長の給料及び期末手当を引き続き平成22年度も引き下げるため、この条例を提案するものであります。 議案第8号は、杉戸町職員の給与に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例であります。人事院勧告に基づき国家公務員に対する長時間の時間外勤務の抑制及び職員への休息の機会の付与を図るため法律改正が行われたことと、並びに当町の財政状況や社会情勢を考慮し、杉戸町の財政健全化の一環として、地域手当を引き続き平成22年度も引き下げるため、また
調整幹制度を廃止することに伴い、この条例を提案するものであります。 議案第9号は、杉戸町
こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例であります。
こども医療費については、保護者の負担軽減をするため、立てかえ払いから医療機関の請求により町が医療機関に対し助成金を支払う現物支給に変更したいので、この条例を提案するものであります。 議案第10号は、杉戸町消防団条例の一部を改正する条例であります。消防団員の処遇を改善し、消防団の活性化を図るとともに、地域防災力の強化を図り、安心・安全な
まちづくりを推進するため、訓練及び警戒における消防団員の費用弁償を引き上げるため、この条例を提案するものであります。 議案第11号は、平成21年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。今回の補正は、主に保険給付費を追加し、繰入金の増額などを行うものであります。 主な内容として、歳入につきましては、他会計及び基金繰入金を追加し、財産運用収入を減額するものであります。 歳出につきましては、一般被保険者の療養給付費を追加し、基金積立金を減額するものであります。補正額は、歳入歳出それぞれ7815万4000円を追加し、補正後の総額を47億2055万円とするものであります。 議案第12号は、平成21年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)であります。今回の補正は、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び繰入金を追加し、諸収入を減額するものであります。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金を追加し、諸支出金を減額するものであります。補正額は、歳入歳出それから50万7000円の減額であり、補正後の総額は2億9973万4000円であります。 議案第13号は、平成22年度杉戸町国民健康保険特別会計予算であります。予算編成に当たりましては、国民健康保険に課せられた使命とその性格にかんがみ、租税公平負担の原則に基づいて保険税を賦課徴収するとともに、保険給付及び保健事業を適正に行うことを目的とするところであります。 国民健康保険は、被保険者の高齢化及び社会経済情勢の変化に伴い、無職者や低所得者などが増加する傾向にある中、前年度と比較すると、歳入では国民健康保険税が0.8%の減、前期高齢者交付金が17.9%の増となっております。また、歳出では、保険給付費が7.5%の増、後期高齢者支援金等が1.7%の増となっております。 主な内容として、歳入につきましては、国民健康保険税、国・県支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金及び繰入金などがあります。歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等、介護納付金、共同事業拠出金、保健事業費及び事業の管理運営のために必要な経費などであります。当初予算額は、歳入歳出それぞれ46億1200万円であり、前年度対比では3.3%の増額予算となるものであります。 議案第14号は、平成22年度杉戸町老人保健特別会計予算であります。平成22年度当初予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ10万9000円とするものであり、前年度と比較いたしまして、91.4%の減額予算であります。 歳入につきましては、繰入金が主な内容であります。歳出につきましては、予備費が主な内容であります。 議案第15号は、平成22年度杉戸町後期高齢者医療特別会計予算であります。平成22年度当初予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億407万5000円とするものであります。前年度と比較いたしまして2.7%の増額予算であります。 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、繰入金が主な内容であります。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主な内容であります。 議案第16号は、杉戸町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例であります。消費者基本法に基づき、消費者と事業者の間に生じた苦情などの処理、あっせんを図ることを目的として設置された杉戸町消費生活相談員は、消費者の利益を擁護し、消費生活の向上に寄与するため、地方公務員法に規定する特別職に位置づけたいので、条例の一部を改正する必要が生じたので、この条例を提案するものであります。 議案第17号は、杉戸町手数料徴収条例の一部を改正する条例であります。建築基準法の一部改正により建築確認、完了検査などの審査等に関する事務量が増加したため、これらの事務に係る手数料の額を改正するため、この条例を提案するものであります。 議案第18号は、平成21年度杉戸町水道事業会計補正予算(第2号)であります。今回の補正は、水道事業収益、水道事業費用及び建設改良費の減額補正であります。補正額は、収益的収入を202万6000円減額し、収入総額を9億9629万5000円に、収益的支出を1785万円を減額し、支出総額を10億4475万8000円に、資本的支出を2767万8000円を減額し、支出総額を5億262万円とするものであります。 議案第19号は、平成21年度杉戸町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。今回の補正は、歳入につきましては、補助対象事業費の増額に伴う国庫補助金の増額及び町債の減額でございます。 歳出につきましては、事業費確定に伴う委託料の減額でございます。したがいまして、補正額は歳入歳出それぞれ2510万円の減額であり、補正後の総額を8億7164万6000円とするものであります。 議案第20号は、平成22年度杉戸町水道事業会計予算であります。収益的収入は、給水収益を主な内容とし、総額で9億9889万6000円、支出は受水費などを主な内容とし、総額で9億9407万3000円を計上するものであります。また、資本的収入は、企業債及び工事負担金を主な内容とし、総額で3億5079万5000円、支出は
石綿セメント管更新工事等を計画し、総額で8億2335万6000円を計上するものであります。 議案第21号は、平成22年度杉戸町公共下水道事業特別会計予算であります。平成22年度当初予算につきましては、歳入歳出総額を9億55万3000円とするものであります。前年度と比較いたしまして2.2%の増額予算であります。 主な内容は、歳入につきましては、各家庭での公共下水道への接続に伴いまして使用料及び受益者負担金、また公共下水道事業費の国庫支出金、地方債、一般会計からの繰入金を予定しております。歳出につきましては、市街地公共下水道事業や下水道維持管理事業、また建設事業の公債費償還金が主な内容であります。 議案第22号は、杉戸町教育委員会の附属機関に関する条例の一部を改正する条例であります。杉戸町教育委員会の附属機関に文化財保護審議会及び幼稚園運営審議会を追加し、幼保一元化審議会を廃止したいので、この条例を提案するものであります。 議案第23号は、杉戸町立学校給食センター設置及び管理条例の一部を改正する条例であります。学校給食法が改正されたことに伴い、所要の改正を行いたいので、この条例を提案するものであります。 議案第24号は、平成21年度杉戸町介護保険特別会計補正予算(第3号)であります。今回、事業の進捗に伴い総務費及び保険給付費並びに任意事業費に増減が生じたことから補正するものであります。 歳入につきましては、国・県支出金、支払基金交付金の減額及び繰入金の増額であります。歳出につきましては、総務費、保険給付費、地域支援事業費の減額であります。補正額は、歳入歳出それぞれ3828万6000円の減額となり、補正後の総額は19億7286万8000円であります。 議案第25号は、平成22年度杉戸町介護保険特別会計予算であります。平成22年度当初予算につきましては、歳入歳出の予算総額は20億6367万7000円で、保険給付費の増加や地域支援事業の推進により前年度予算と比較して1億3698万9000円、7.1%の増加となっております。 歳入の主な内容につきましては、保険料、国・県支出金、支払基金交付金、繰入金であります。歳出の主な内容につきましては、介護保険料の賦課徴収、要介護認定費用であります総務費、各種介護保険サービスの給付である保険給付費、介護予防事業など実施する地域支援事業費であります。 以上で
施政方針及び
予算編成方針並びに提出いたしました議案の提案理由の説明を終わります。詳細につきましては、別途担当より説明申し上げますので、ご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願いいたします。
○
上原幸雄議長 以上で町長の
施政方針並びに
提出議案の提案理由の説明は終わりました。 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午前11時 再開 午前11時19分
○
上原幸雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、報告をいたします。当局より、町長の平成22年度
施政方針及び
予算編成方針が送付されてまいりましたので、お手元に配付しておきましたから、ご了承を願います。 ◇
△諮問第1号、議案第1号の説明
○
上原幸雄議長 町長の
提出議案に対する補足説明を求めます。 初めに、諮問第1号及び議案第1号について、総務財政調整幹より補足説明を求めます。 総務財政調整幹。 〔北島 隆総務財政調整幹登壇〕
◎北島隆総務財政調整幹 諮問第1号につきまして補足説明を申し上げます。議案書の朗読は省略させていただきます。 人権擁護委員の大木邦子氏が、平成22年6月30日をもって任期満了になるため、後任として日下部静江氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 それでは、諮問第1号資料によりまして日下部氏の略歴についてご説明申し上げます。お手元の略歴書をごらんいただきたいと存じます。住所、杉戸町大字佐左ヱ門1175番地、生年月日、昭和25年10月21日生まれ。日下部氏は、昭和44年3月、埼玉県立越ヶ谷高等学校を卒業、同年4月、越谷市農業協同組合へ就職され、5年間勤務し、昭和49年3月に退職されました。その後、昭和49年4月から31年間杉戸町役場に勤務され、平成17年3月に退職されております。役場在職中は、福祉、教育、年金、国民健康保険等の部署を経験され、第1線で活躍された方でございます。同氏におかれましては、人格、識見も高く、広く社会の実情に通じた方でありますので、適任者と認め、人権擁護委員候補者として推薦いたしたくお願い申し上げる次第でございます。 次に、議案第1号につきまして補足説明を申し上げます。議案書の朗読につきましては省略させていただきます。 固定資産評価審査委員会委員伊坂清氏が平成22年5月11日をもって任期満了になるため再任いたしたくご提案をするものでございます。 それでは、議案第1号資料によりまして、伊坂氏の略歴についてご説明を申し上げます。お手元の略歴書をごらんいただきたいと存じます。住所、杉戸町杉戸1丁目5番28号、生年月日、昭和17年10月15日、現在67歳でございます。伊坂氏は、昭和40年3月、明治大学農学部農芸化学学科を卒業された後、昭和41年4月、都内の野中会計事務所に勤務し、その間昭和43年12月、税理士試験に合格するなど大変な努力家でございます。その後、昭和50年3月、野中会計事務所を退職し、同年4月に伊坂会計事務所を開業し、現在に至っております。また、昭和61年4月、杉戸町立杉戸中学校PTA会長、昭和63年4月、國學院大学栃木高等学校父兄会副会長、平成3年4月、國學院大学父兄会副会長を歴任され、さらに平成8年4月、さいたま地方裁判所越谷民事調停委員に就任され、平成12年9月からは、杉戸町固定資産評価審査委員会委員としてご活躍をいただき、現在にいたっております。 以上、略歴につきまして申し上げましたが、同氏におかれましては、一貫として税務畑を歩んでこられ、人格、識見も高く、広く社会の実情に精通され、人望厚い方でありますので、適任者と考え、町の行政運営発展のためご協力を願いたくご提案を申し上げる次第でございます。 以上でございます。 ◇
△議案第2号の説明
○
上原幸雄議長 次に、議案第2号について、都市施設整備課長より補足説明を求めます。 都市施設整備課長。 〔田中正俊都市施設整備課長登壇〕
◎田中正俊都市施設整備課長 それでは、議案第2号 杉戸町道路線の認定について補足説明を申し上げます。 議案第2号は、道路法第8条の規定により、杉戸町道路線を認定するものでございます。 提案理由といたしましては、開発道路の採納などにより道路線の認定の必要が生じたため、提案するものでございます。 お手元の町道路線認定調書をごらんいただきたいと存じます。1枚目裏側でございます。初めに、3ブロック、整理番号1、倉松5丁目地内の町道2681号線、整理番号2、杉戸5丁目地内町道2682号線につきましては、いずれも開発道路の認定により、道路線の認定をするものでございます。 続きまして、3枚目をごらんいただきたいと存じます。4ブロック、整理番号1、大字下高野地内の町道914号線、整理番号2、杉戸町大字下高野地内910号線につきましては、いずれも開発道路の採納により、道路線の認定をするものでございます。 続きまして、4枚目の裏面をごらんいただきたいと存じます。6ブロック、整理番号1の大字遠野地内の町道1823号線につきましては、認定漏れがありましたので、認定をするものでございます。 以上で補足説明を終わります。ご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ◇
△議案第3号、議案第4号の説明
○
上原幸雄議長 次に、議案第3号及び議案第4号について、財政課長より補足説明を求めます。 財政課長。 〔川島美喜雄財政課長登壇〕
◎川島美喜雄財政課長 それでは、議案第3号 平成21年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)につきまして補足説明を申し上げます。 今回の補正は、緊急かつ必要性の高い経費の追加として、地域活性化・きめ細やかな臨時交付金、子ども手当システム導入準備事業費補助金などの追加計上をするほか、予算執行に伴う不用額を削減するものでございます。 具体的な内容につきましては、補正予算書に基づきましてご説明申し上げます。補正予算書の1ページをお開き願います。平成21年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)は、ごらんの第1条から第2条に定めるとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5557万2000円を減額し、補正後の予算の総額をそれぞれ111億1285万8000円とし、あわせて繰越明許費の設定を行うものでございます。 次に、2ページ、3ページをお開き願います。第1表、歳入歳出予算補正でございます。2ページの歳入につきましては、1款町税から19款諸収入までの13款につきまして、追加、または減額補正するものでございます。 3ページの歳出につきましては、1款議会費、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、8款土木費、9款消防費、10款教育費、12款諸支出金につきまして、追加、または減額補正するものでございます。 次に、5ページをお開き願います。第2表、繰越明許費の補正といたしまして11事業を予定しており、窓口電算処理装置改修事業、全国瞬時警報システム整備事業、証明書自動交付機導入事業、地域介護・福祉空間整備等施設整備事業、理科教育振興法による備品購入(小学校)でございます。小学校普通教室扇風機設置事業、理科教育振興法による備品購入(中学校)でございます。中学校普通教室扇風機設置事業、杉戸中学校第2校舎屋上防水外壁改修事業、中央幼稚園管理棟・遊戯棟改築事業、国体記念運動広場整備(Ⅱ期)事業につきまして、時間を要することから年度内に終了しないため、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。 次に、6ページから11ページまでの一般会計予算の補正状況調及び歳入歳出予算補正事項別明細書の総括部分につきましては、省略させていただきまして、主な歳入歳出予算についてご説明申し上げます。 12ページ、13ページをお開き願います。まず、歳入でございます。内容についてご説明申し上げます。1款町税、1項町民税、1目個人につきましては、9425万6000円の増額が見込まれるため追加計上し、2目法人につきましては、企業収益の落ち込みが見込まれるため8248万3000円の減額をするものでございます。 次に、2項固定資産税でございますが、4591万円の増額が見込まれることから、追加計上するものでございます。 次に、2款地方譲与税でございますが、平成21年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い、地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改められたことによりまして、1目地方道路譲与税につきまして、2320万4000円を減額し、3項1目地方揮発油譲与税を2698万5000円増額するものでございます。 次に、3款利子割交付金、4款配当割交付金、5款株式等譲渡所得割交付金、6款地方消費税交付金、7款自動車取得税交付金につきましては、既に交付された金額等により決算額を算定し、増額または減額をするものでございます。 次に、11款分担金及び負担金のうち1項負担金、2目衛生費負担金でございますが、幸手市より可燃ごみ受け入れに係る受託費負担金に変更が生じましたので、2057万1000円を減額するものでございます。 次に、14ページ、15ページにわたりますが、13款国庫支出金、1項国庫補助金、1目民生費国庫補助金、5節子育て応援特別手当補助金でございますが、子育て応援特別手当につきましては、政権交代により執行の見直しとなったことから、4587万円を減額するものでございます。 次に、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金、地域活性化・きめ細やかな臨時交付金でございますが、平成21年度第二次補正予算におきまして、地方公共団体が作成した地域活性化・きめ細やかなインフラ整備等を支援する交付金が創設されたもので、交付見込額7106万5000円を追加計上するものでございます。 次に、2目民生費国庫補助金、3節児童福祉補助金、子ども手当準備事業費補助金としまして、6月から支給開始となる子ども手当の支給に関し、準備経費としまして609万6000円追加計上するものでございます。 次に、4節老人福祉費補助金、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でございますが、認知症高齢者グループホームスプリンクラー整備交付金として、シニアレジデンス椿、杉戸ケアセンターそよ風の2施設が交付対象となるものでございます。 次に、16ページ、17ページをお開き願います。14款県支出金、2項県補助金、3目衛生費県補助金としまして、健康診査の実績が減ることから、
妊婦健康診査費等補助金を1118万3000円減額するものでございます。 次に、15款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入でございますが、売却を予定しておりました堤根4821番地1、1155平米につきまして、処分前に試掘調査を実施しましたところ、地中に瓶、缶、廃プラスチック等の生活ごみの埋設物を確認しました。町の対応としましては、当該地の処分を中止し、杉戸町の閉鎖した最終処分場として取り扱うもので、900万円を減額するものでございます。 次に、17款繰入金でございますが、財政調整基金からの繰入金8622万4000円を減額とし、総額を1億9033万7000円とするものでございます。 次に、18ページ、19ページをお開き願います。19款諸収入、5項雑入、5目埼玉県市町村振興協会市町村交付金でございますが、本年度交付額が決定されましたので、878万7000円を追加計上するものでございます。 次に、歳出でございます。20ページ、21ページをお開き願います。 2款総務費、1項総務管理費、6目財産管理費、(1)、庁舎維持管理事業、15節工事請負費178万1000円、18節備品購入費65万5000円の追加補正でございます。こちらは組織改正に伴う電話配線などの改修工事及びローカウンター等の備品を購入するものでございます。 続きまして、(2)、公用車維持管理事業470万円の減額補正でございます。内容としまして、14節使用料及び賃借料300万円の減額でございます。予定しておりました公用バス利用回数の減によります執行残を減額するものでございます。また、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し、集中管理車両のうち10年以上経過している車両で老朽化の著しい車両につきまして、入札を実施したところ147万4000円の執行残が出ましたので、減額するものでございます。 次に、22ページ、23ページをお開き願います。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、(4)、国民健康保険特別会計繰出金5326万9000円の追加補正でございます。新型インフルエンザの流行により医療費が増額となり、追加計上をするものでございます。 次に、26、27ページをお開き願います。3目老人福祉費、(1)、老人介護事業、19節負担金補助及び交付金、既存小規模福祉施設スプリンクラー等整備交付金1093万5000円の追加計上をするものです。シニアレジデンス椿、杉戸ケアセンターそよ風の2施設が行うスプリンクラーの整備に対し交付するものでございます。 次に、(6)、介護保険特別会計繰出金でございますが、752万4000円の減額で、内容としましては介護給付費の減による繰出金の減額でございます。 次に、(8)、後期高齢者医療事業2871万7000円の減額補正でございます。療養給付費負担金の減額が見込まれるため、減額をするものでございます。 次に、2項児童福祉費でございますが、28ページ、29ページをお開き願います。(2)、
こども医療費補助事業でございますが、
こども医療費減額分としまして、988万2000円の減額をするものでございます。 次に、30ページ、31ページをお開き願います。6目子育て応援特別手当費、(1)、子育て応援手当支給事業でございますが、歳入にて説明をしております本事業の執行停止に伴い、子育て応援特別手当補助金の減額を行うものでございます。 次に、4款衛生費、1項保健費、2目予防費、(1)、予防接種事業でございますが、各種予防接種業務委託の実績見込みにより986万6000円を減額するものでございます。 次に、32ページ、33ページをお開き願います。3目保健センター費、(3)、母子健康診査事業でございますが、
妊婦健康診査業務委託の実績見込みにより2033万1000円を減額するものでございます。 次に、(4)、住民健康づくり推進事業でございますが、がん検診業務委託及び健康診査業務委託の実績見込みにより、委託料1005万5000円等を減額するものでございます。 次に、3項清掃費、3目環境センター費、(2)、環境センター運営管理事業、11節需用費でございますが、消石灰、活性炭など消耗品の実績、燃料費及び光熱費の減額が見込まれることから、2839万円の減額をするものでございます。また、13節委託料につきましても、焼却灰等最終処分業務委託等の実績見込みにより減額となり、委託料全体で507万3000円を減額するものでございます。 次に、36、37ページをお開き願います。10款教育費、3項中学校費、1目学校管理費、(6)、中学校校舎等整備事業でございますが、杉戸中学校第2校舎トイレ改修工事につきまして、入札による執行残等としまして、820万円の減額補正をするものでございます。 次に、4項幼稚園費、1目幼稚園管理費、(4)、幼稚園園舎等整備事業7310万9000円の増額補正でございますが、
町立幼稚園5園の園舎応急耐震化工事を減額し、中央幼稚園管理棟・遊戯棟改築工事に係る関係費を計上するものでございます。 次に、38ページ、39ページをお開き願います。6項保健体育費、2目社会体育施設費、2目社会体育施設費、(2)、社会体育施設維持管理事業1942万5000円の追加補正でございます。地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業について、入札による執行残が見込まれること及び国体記念広場をレクリエーション施設の中核となるソフトボール場等への整備が一部未実施のことから、早急に整備することで町民の健康づくりに寄与したいため、追加計上をするものでございます。 以上で、議案第3号 平成21年度杉戸町一般会計補正予算(第7号)の補足説明とさせていただきます。ご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 続きまして、議案第4号 平成22年度杉戸町一般会計予算案につきまして補足説明を申し上げます。 平成22年度の杉戸町一般会計予算は、町税が昨年に引き続き減少する見込みから、限られた財源を有効に活用できるよう180項目にわたり事務事業総点検による削減及び現行の事務事業を根本から洗い直し、ゼロベースからの編成で、第四次杉戸町
総合振興計画に掲げる施策の実現に努めております。特に「町民の暮らしを守る
まちづくり」、「
子育て環境に充実した
まちづくり」と「高齢者等が安心して元気に暮らせる
まちづくり」に重点を置き、健康で明るく元気のある
杉戸づくり実現に向け編成をし、町民の福祉の向上に向けた予算編成でございます。 初めに、歳入についてでありますが、町税につきましては、景気低迷による収納額の減が見込まれることから、引き続き納税しやすい環境を整えており、一方、差し押さえ等納税者の公平性の観点から迅速に対応してまいります。 また、国、県補助金の積極的な活用や未利用公有地の売却など、前年度と同様、引き続き財源の確保を目指してまいります。 歳出につきましては、人件費におきまして、町長給料30%及び期末手当30%、教育長給料15%及び期末手当8%の削減を継続実施し、副町長給料5%及び期末手当5%の削減とし、一般職の職員につきましては、本来3%の地域手当支給率を33%削減し、2%とし、管理職手当につきましても、引き続き職階に応じて20%から23%強の削減を継続する内容となっております。 また、事業の予算化につきましては、必要性、緊急性並びに費用対効果の観点から、優先順位づけを行い、予算化する事業を厳選し、身近な生活の豊かさを実現できる施策として、健康・福祉に重点を置いた予算としております。 具体的な取り組みといたしまして、健康分野では国民健康保険特別会計への法定外繰出金2億円、
こども医療費窓口払い廃止を含め6777万7000円、
妊婦健康診査公費負担の拡充を含め4108万5000円、がん検診の拡充を含め2594万6000円、福祉分野では内田第2
放課後児童クラブの設置839万7000円、泉保育園園舎改築事業6502万6000円などとなっております。 これらの事業を実施するための平成22年度予算の財源は、平成21年度当初予算と比較しまして、一般財源ベースで6355万5000円の増額となっておりますが、これらの財源の一部に充てるため、前年度と同様に、家計で例えれば預金に当たります財政調整基金の取り崩し額を約3億100万円見込んだ予算となっております。 その結果、予算の総額は、歳入歳出それぞれ116億1000万円であり、前年度当初予算との比較では7億3000万円の増額、率で申し上げますと、6.7%の増額予算となっております。
○
上原幸雄議長 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午前11時53分 再開 午後 1時 2分
○
上原幸雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 午前に引き続き、
町長提出議案についての補足説明を続けます。 議案第4号について、財政課長より補足説明を求めます。 財政課長。 〔川島美喜雄財政課長登壇〕
◎川島美喜雄財政課長 それでは、午前に引き続きまして補足説明申し上げます。 歳入歳出予算の具体的な内容につきまして、予算書に基づきましてご説明申し上げます。 予算書の1ページをお開き願います。平成22年度杉戸町一般会計予算は、ごらんの第1条から第5条に定めるとおりでございます。第1条の予算の総額は、先ほど申し上げましたとおり、歳入歳出それぞれ116億1000万円でございます。第2条及び第3条で定めております債務負担行為及び地方債につきましては、後ほど該当するところでご説明申し上げます。第4条の一時借入金の借り入れ限度額は7億円としております。また、予算で定める歳出予算流用の範囲は、ごらんの第5条のとおりでございます。 次に、2ページ、3ページをお開き願います。 第1表、歳入歳出予算でございます。本表は、予算の款及び項の金額を一覧としたもので、2ページ、3ページにつきましては歳入予算額の一覧、4ページ、5ページにつきましては歳出予算額の一覧となっております。 6ページをお開き願います。第2表、債務負担行為でございます。上から順に、農業者や中小企業等振興を図るための融資への利子補給等給食センター調理等業務委託につきまして、これまでと同様債務負担行為を設定するものでございます。 次に、7ページでございます。第3表、地方債でございます。初めに、
東武動物公園駅
エレベーター等設置事業債及び臨時財政対策債でございます。起債額は、合計で9億1295万円を予定しております。 次に、予算に関する説明書でございますが、歳入歳出予算書事項別明細書の総括部分となります11ページの歳入、12ページ及び13ページの歳出、14ページの性質別歳出予算内訳表につきましては、説明を省略させていただきます。 それでは、前年度と比較いたしまして、大きく増減のある事業、そして新規事業に係る予算を中心にいたしまして、歳入、歳出の順に個別にご説明申し上げます。 16ページ、17ページをお開き願います。まず、歳入でございますが、1款の町税でございます。総額で53億6768万7000円と景気の低迷の影響等により、昨年に引き続き減額予算となっております。前年度当初予算比1億4194万5000円の減、率で申し上げますと、2.6%減を見込んでおり、歳入予算に占める割合は46.2%となっております。 税目別に見ますと、1項の町民税は、所得の減少によりまして、16ページ、最下欄の計欄のとおり、前年度当初予算比2億1051万3000円減の25億8429万円を見込んでおります。 18ページ、19ページをお開き願います。ページ上欄の固定資産税につきましては、昨年は評価替え等によりまして減額と見込んでおりましたが、平成22年度につきましては、土地家屋の状況により、計欄の2067万円増の24億4585万円を見込んでおります。最下欄の町たばこ税につきましては、たばこ税の増額が予定されていること、一方では、喫煙者数の減少に伴い、前年度当初予算比4551万3000円の増、2億7555万9000円の見込みとしております。 20ページ、21ページをお開き願います。2款の地方譲与税につきましては、平成21年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い、地方道路譲与税の名称が地方揮発油譲与税に改められたこと及び前年度実績等の動向に基づきまして、総額で1億7500万円、前年度当初予算比600万円、3.3%の減を見込んでおります。 3款の利子割交付金から7款の自動車取得税交付金につきましては、前年度実績等の動向に基づきまして、それぞれの増減額を見込んでおります。 8款の地方特例交付金につきましては、児童手当及び子ども手当特例交付金や減税補てん特例交付金の増、特別交付金の廃止により、総額で8500万円、前年度当初予算比3100万円、57.4%の増を見込んでおります。 9款地方交付税につきましては、地域活性化雇用等臨時特例費の加算により増額となり、地方交付税総額では14億9000万円を見込んでおり、対前年度当初予算比では7600万円、5.4%増となっております。歳入総額に占める地方交付税の割合は12.8%となっており、1款町税に次ぐ貴重な財源となっております。 次に、22ページ、23ページをお開き願います。11款分担金及び負担金、1項負担金、1目民生費負担金につきましては、2億303万3000円を見込んでおり、対前年度当初予算比では8414万4000円、70.8%の増となっており、3節障害者福祉費負担金につきまして、平成22年度は
埼葛北地区地域自立支援協議会の幹事町となり、他市町からの負担金を新規計上することにより、増額となったものでございます。 次に、24ページ、25ページをお開き願います。12款使用料及び手数料、1項使用料、8目教育使用料につきましては、9714万3000円を見込んでおり、対前年度当初予算比では686万9000円、6.6%減となっており、1節幼稚園使用料のうち入園料12万円、保育料529万2000円及び送迎バス使用料9万6000円の減となり、園児の減少によるものでございます。また、3節保健体育施設使用料のうちエコ・スポいずみ使用料、対前年度比では156万5000円の減となり、入場者数の減少によるものでございます。 次に、26ページ、27ページをお開き願います。13款の国庫支出金でございます。総額で9億2992万7000円、前年度当初予算比5億1248万4000円の増となっておりますが、1項国庫負担金のうち4節児童手当負担金につきましては、前年度当初予算比1億1571万6000円の減となっており、新たに5節子ども手当国庫負担金として、平成22年6月より支給予定とされている額として6億2808万円の計上があり、子ども手当国庫負担金及び児童手当及び子ども手当特例交付金によるものでございます。 2項の国庫補助金につきましては、28ページ、計欄のとおり2642万5000円の減額となっており、その要因は杉戸中学校第2校舎トイレ改修工事の安全・安心な学校づくり交付金として1968万2000円に係る交付金が減額になること及び5目土木費国庫補助金として指定道路関係図面作成業務が終え、住宅・建築物耐震改修等事業補助金738万5000円等の減によるものでございます。 次の3項の委託金につきましては、2目民生費委託金のうち3節子ども手当事務費交付金354万7000円が子ども手当支給につき新たに交付されるものでございます。 14款県支出金でございます。総額で6億4316万5000円、前年度当初予算比9790万8000円、18.0%増を見込んでおります。 1項の県負担金が増額となる主な要因につきましては、2節障害者自立支援給付費負担金につきまして、前年度当初予算比760万6000円の増となり、介護給付費負担金のうち共同生活介護給付費負担金が対象者の増により増額となり、また訓練等給付費負担金においても、利用者の増加により増及び4節児童福祉費負担金につきましても、前年度当初予算比319万6000円の増となり、内容としては委託園児数の増によるものでございます。 次に、30ページ、31ページになります。また、6節子ども手当県負担金につきまして、新たに7531万円の増となり、一方、5節児童手当負担金につきましては、6962万2000円の減額の1883万7000円になるものでございます。2項県補助金、2目民生費県補助金につきましては、前年度当初予算比2371万7000円の増額となりまして、内容としては、
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エレベーター等設置工事に係る、みんなに親しまれる駅づくり事業補助金の増額となることなどによるものでございます。 次に、32ページ、33ページになります。4節老人福祉費補助金につきましては、新たに内田4丁目地内に設置される施設に対し、認知症高齢者グループホーム開設準備経費補助金として540万円が交付されるものでございます。 6節児童福祉費補助金につきましては、新たに地域
子育て支援拠点事業費補助金としまして497万6000円が交付され、地域において子育て親子の交流や子育てに関する相談の実施等を行う地域
子育て支援拠点につきまして交付されるものでございます。 4目農林水産業費県補助金につきましては、
ふるさと雇用再生基金事業補助金3112万2000円を活用し、地域農産物ブランド加工品事業としまして、継続して新たな地域農産物の加工商品を開発するものでございます。また、グリーンツーリズム事業としまして、継続して農業体験の充実を図るものでございます。 5目教育費県補助金につきましては、1節教育総務費補助金として新たに
緊急雇用創出基金事業補助金401万円を活用し、
教育指導員補助員及びすぎの子
サポーターを配置するものでございます。また、3節社会教育費補助金につきましても、新たに
緊急雇用創出基金事業補助金424万2000円を活用しまして、寄贈を受けた図書等の整理を行うものでございます。 さらに、4節幼稚園補助金につきましても、新たに
緊急雇用創出基金事業補助金としまして680万7000円を活用し、各幼稚園に保育補助員を配置するものでございます。 6目商工費県補助金につきましては、新たに
緊急雇用創出基金事業補助金406万3000円を活用し、古利根川流灯まつりにかかる大型灯籠の作成及び消費生活相談に関する事務を行うものでございます。 次に、3項委託金につきましては、前年度当初予算比1032万8000円の増額となりまして、3節選挙費委託金につきましては、参議院議員通常選挙及び埼玉県議会議員一般選挙により180万8000円の増額の1622万7000円となっております。 次の34ページ、35ページになります。また、4節統計調査費委託金のうち平成22年の10月に実施されます国勢調査委託金1940万2000円の増額となるものでございます。 次に、15款財産収入でございますが、2項財産売払収入、1目不動産売払収入としまして、大字杉戸地内の売却を予定するものでございます。 16款寄附金でございますが、2目ふるさと応援寄附金としまして、昨年の12月17日付にて前町長の野口勝久氏より寄附がございまして、平成22年度予算に活用してもらいたいとの希望があり、増額となったものでございます。 次に、17款繰入金でございますが、総額で3億170万2000円となりまして、その全額が財政調整基金からの繰入金となっております。前年度当初予算比1億8158万3000円、率にしまして37.6%の減でございます。 次に、18款繰越金でございますが、前年度当初予算比5000万円、50%増となっており、過去の実績に伴い増額としております。 次に、36ページ、37ページになります。19款諸収入、3項貸付金元利収入、1目町勤労者住宅資金預託金元利収入でございますが、実績により減額とし、350万円を計上するものでございます。その下、2目小口融資資金預託金元利収入でございますが、町内中小企業者の事業育成及び融資等が円滑化を図るため、実績により減額とし、500万円を計上するものでございます。 38ページ、39ページをお開き願います。次に、20款町債でございますが、冒頭第3表、地方債の説明にて申し上げましたが、1目の臨時財政対策債につきましては、地方財政計画の伸び率を考慮し、8億8960万円とし、一般財源として活用する起債となります。また、2目の民生費2335万円につきましては、39ページ、説明欄の
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エレベーター等設置事業への活用を図るものでございます。 引き続きまして、歳出でございます。 まず、1款議会費でございます。40ページから42ページでございますが、議会費につきましては、総額1億2115万2000円となっており、対前年度比1083万2000円の減、8.2%減となっております。 主な変更点ですが、(2)、本会議運営事業につきまして、議会議員2名の欠員がありましたので、1節報酬につきまして564万円の減及び3節職員手当等につきまして399万9000円の減、さらに4節共済費につきまして96万8000円の減等でございます。 続きまして、42ページから81ページまでの2款総務費でございます。12ページ、予算事項別明細書、歳出の2の総務費でございますが、前年度当初予算比1億4474万3000円、10.8%増を見込んでおります。 1項総務管理費は、42ページから67ページにわたるわけでございますが、総額で10億823万2000円、前年度比1億1207万3000円、12.5%増となっております。主な変更点を申し上げますと、42ページ下欄、(1)、給与でございますが、2249万円増となっており、職員の新陳代謝及び定時昇給として2節給料、3節職員手当、4節共済費、19節負担金補助及び交付金の増によるものでございます。 また、次のページ、(3)庶務事務4583万7000円の増でございますが、市町村総合事務組合退職手当特別負担金5311万5000円の増によるものでございます。 次に、46ページ、47ページをお開き願います。2目文書費、(2)、図書集中管理事務でございますが、135万9000円の減でございますが、加除式図書の見直しによる削減でございます。 次に、48ページ、49ページをお開き願います。3目広報費、(1)、広報関係事務178万7000円の増でございますが、町政要覧の一部見直しによるものでございます。 次に、6目財産管理費でございますが、6496万6000円の増でございます。 50ページ、51ページになります。(1)、庁舎維持管理事業367万9000円の増額でございますが、戸籍事務の夜間受け付けにつきまして、現在のポスト方式から直接受領する方式による受け付け案内をするため、増額となるものでございます。(2)公用車維持管理事業のうち11節需用費のうち燃料費につきまして、ガソリンの購入量の実績による削減及び価格の減少により103万円の減額をし、また昨年までは公用バス借上料を計上しておりましたが、事務事業総点検により、各課各事業の公務の見直しを行い、各課での予算計上としたため、減額となっております。 52ページ、53ページをお開き願います。中ごろになります。(5)、町有財産取得事業につきまして、6804万円の増でございますが、この事業は、土地開発公社への割賦によります償還を予定しているものでございますが、平成21年度につきましては、安心・安全対策として緊急課題でありました保育園、幼稚園応急耐震工事を先行し、次年度以降としたもので、債務負担により平成23年度までに買い戻しを予定するもので、増額となったものでございます。 次に、54ページ、55ページをお開き願います。中ごろになります。8目情報管理費でございますが、1796万9000円の減額となり、こちらにつきましては新たに窓口電算処理装置現物給付対応導入業務、電子申告システム設定業務等がふえたものの、特別徴収制度対応のため、窓口電算処理装置改修業務及び庁内基幹系ネットワーク敷設業務等が減額、2644万4000円となったことなどによるものでございます。 次に、60ページ、61ページをお開き願います。12目諸費でございますが、下方になります。(2)、コミュニティ推進事業でございますが、430万円減額となりまして、こちらにつきましては8の3区集会所の整備が終了したことから、コミュニティ施設特別整備事業補助金の600万円の減等によるものでございます。 次に、62ページ、63ページをお開き願います。(3)、みんなでつくる
まちづくり支援事業としまして、400万円の新規の事業となります。内容でございますが、団体が自主的に実施する公共性、公益性の高い活動に対し支援する制度で、この制度をきっかけに町と町民の協働による新たな
まちづくりの基礎とするものでございます。 続きまして、66ページから69ページ、2項の徴税費でございますが、総額で3億430万円、前年度比1755万8000円、6.2%増となっております。主な変更点を申し上げますと、2目賦課徴収費のうち(1)、町民税事務につきましては、13節委託料の電算処理業務委託料が119万1000円増額となり、1566万1000円、また次の68ページ、69ページとなります。(2)、固定資産税事務につきましては、平成24年度が評価替えの基準年度となり、平成23年1月1日時点で作業が必要となることから、標準宅地不動産鑑定評価業務委託料1324万7000円の増の1589万7000円及び固定資産税基礎資料作成業務委託料229万9000円の増の900万9000円、(3)、収納事務につきましては、23節償還金利子及び割引料につきましては、実績に基づき、町税過誤納還付金900万円の増の2500万円等によりまして、増額となるものでございます。 次に、72ページから77ページまでの4項選挙費でございますが、総額で164万9000円、4.2%の減となっております。こちらにつきましては、74ページにございますとおり、参議院議員通常選挙、埼玉県議会議員一般選挙が予定されておりますが、衆議院議員総選挙、杉戸町農業委員会委員選挙につきましては、終了により減となったものでございます。 次に、78、79ページをお開き願います。5項統計調査費、2目諸統計調査費、(1)、諸統計調査事務でございますが、1608万1000円の増額となりまして、内容としまして、国勢調査が平成22年10月に予定されていることから、1節報酬、3節職員手当等、7節賃金等関係経費を計上し、増額となるものでございます。 続きまして、80ページから121ページまでの3款民生費でございますが、総額で37億5358万9000円、前年度比7億6956万円の増、率にしまして25.8%増となっております。 主な変更項目を申し上げます。82ページの1項社会福祉費、1目社会福祉総務費、(4)、国民健康保険特別会計繰出金でございますが、553万8000円増の3億3853万円となっております。こちらにつきましては、保険基盤安定繰出金保険税軽減分、医療分、そして保険者支援分、医療分ですね。出産育児一時金繰出金の増によるものでございます。 次に、2目心身障害者福祉費、(1)、心身障害者援護対策事業でございますが、6304万円の増額となりまして、大きくは
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エレベーター等設置工事費負担金4615万円及び施設訓練等給付費1282万4000円増の2億1676万5000円、自立支援医療費負担金774万9000円増の1734万9000円などの増額となるものでございます。 (4)、
埼葛北地区地域自立支援協議会事業9561万2000円の増でございますが、こちらにつきましては、平成22年度は
埼葛北地区地域自立支援協議会の幹事町となり、自立支援協議会の開催、相談支援事業の委託、地域活動支援センター事業委託等を実施するもので、増額となったものでございます。 続きまして、88ページでございます。3目老人福祉費、(1)、老人介護事業で558万5000円の増の2735万5000円でございますが、第5期の介護保険事業計画を策定するに当たり、平成22年度にアンケート調査を実施する高齢者保健福祉計画策定業務及び認知症高齢者グループホーム開設準備経費補助金が増額となったものでございます。 次の90ページをお願いいたします。(6)、介護保険特別会計繰出金でございますが、1715万3000円の増の2億8673万4000円でございますが、要因としましては介護給付費が増額となることの見込みから増額となるものでございます。(8)、後期高齢者医療事業でございますが、568万9000円の減の2億4088万1000円となっており、大きくは療養給付費負担金490万7000円の減によるものでございます。なお、新規に総合健診補助金及び保養所等利用補助金を計上しておるところでございます。 続きまして、94ページから119ページまでの2項児童福祉費でございます。主な変更内容でございますが、1目児童福祉総務費のうち(2)、
こども医療費補助事業でございますが、640万1000円の減となり、こちらにつきましては昨年入院に対する助成年齢を中学校就学前まで拡大をしておりますが、さらに医療費の窓口払いを廃止するもので、また医療費の実績に基づき減額となるものでございます。 次に、96ページをお開き願います。2目児童措置費、(1)、児童手当支給事業でございますが、子ども手当の支給が6月より予定されたことで、2億5496万円の減となり、(2)、子ども手当支給事業が新たに7億7924万7000円の増となったものでございます。 次に、102ページをお開き願います。4目保育園費、(2)、保育園教務1992万円の増でございます。こちらにつきましては、主なものとしまして、臨時保育士賃金及び民間保育園運営業務委託料の増によるものでございます。 次に、106ページをお開き願います。(3)、保育園維持管理事業1069万円の減でございます。こちらの内容につきましては、安心・安全な取り組みとしまして、昨年、保育園舎応急耐震化工事設計業務委託及び保育園舎応急耐震化工事を実施したもので減額となるものでございます。 次に、110ページをお開き願います。(4)、泉保育園園舎改築事業6502万6000円の増でございます。こちらの内容につきましては、泉保育園につきまして、建設から37年が経過し、老朽化が進んでおり、安心・安全の取り組みとしまして、園舎改築事業に着手するもので、関係経費を計上するものでございます。 112ページをお開き願います。5目
放課後児童クラブ費、(1)、
放課後児童クラブ運営管理事業631万8000円の増でございますが、
放課後児童クラブ嘱託指導員242万2000円増の1376万2000円及び臨時
放課後児童クラブ指導員賃金135万1000円増の3634万5000円、
放課後児童クラブ臨時職員賃金193万5000円の増でございますが、新たに内田第2
放課後児童クラブを設置し、児童の良好な環境整備等を図るものでございます。また、環境整備としまして、中央
放課後児童クラブ冷暖房設置工事を実施するものでございます。 次に、少し進みまして、120ページから139ページの4款衛生費でございます。総額で12億5363万8000円、前年度比1538万1000円、1.2%減となっております。 124ページとなります。1項保健費、1目保健総務費、予防接種事業につきまして、506万5000円の減となりまして、高齢者インフルエンザ予防接種業務委託料及び麻しん・風しん予防接種業務委託料等につきまして、実績により減額するものでございます。 続きまして、126ページの3目保健センター費、(3)、母子健康診査事業でございます。486万6000円の減となっております。こちらにつきましては、昨年、従来の5回実施しておりました
妊婦健康診査を14回と拡大したところでございますが、22年度につきましても継続するものとし、さらに検査項目の追加や妊婦超音波検査につきまして、従来1回の検査を4回に拡大するものですが、実績により減額となるものでございます。 次に、(4)、住民健康づくり推進事業でございますが、1160万7000円の増となりまして、次の128、129ページをお開き願います。13節委託料としまして、がん検診業務委託料が1051万4000円の増の2594万6000円となり、21年度9月補正により実施しております女性特有のがん検診推進事業として、対象者の検診台帳を整備し、検診費用が無料となるがん検診クーポン券、検診手帳を送付し、検診を受けるために必要な費用を補助するものでございます。 続きまして、128ページから131ページまでの2項衛生費でございますが、総額で1億3838万5000円、昨年度比較788万9000円の減、5.4%減となっております。 主な変更点でございますが、128ページをお開き願います。下のほうになりますが、(2)の衛生庶務274万9000円の増となっております。内容としまして、13節委託料のうち平成21年度に実施しました生活排水処理基本計画策定業務の減、埼葛斎場組合負担金につきましては、926万5000円の増の3747万7000円となり、こちらの内容につきましては、建設費の償還分として増額となったものでございます。 続きまして、130ページから139ページまでの3項清掃費でございます。総額で8億9145万1000円、1220万6000円の減、1.4%減となっております。主な変更点でございますが、昨年実施しました2目塵芥処理費、(1)、ごみ処理事業、15節の倉松集積所内コンクリート布設工事711万1000円の減が主な内容となっております。 続きまして、138ページ、5款労働費でございます。総額で358万7000円となり、1149万2000円の減でございます。内容としまして、実績に応じ融資制度、金額の見直しをしたものでございます。 続きまして、138ページから149ページまでの6款農林水産業費でございます。144ページをお開き願います。3目農業振興費、(5)、農業活性化推進事業につきましては、3115万3000円の増となります。13節委託料の地域農産物ブランド加工品業務委託料及びグリーンツーリズム業務委託料につきましては、
ふるさと雇用再生基金事業補助金を活用し、地域農産物ブランド加工品事業としまして、アグリパークを活用し、継続して新たな地域農産物の加工商品を開発するものでございます。また、グリーンツーリズム事業としまして、こちらもアグリパークを活用し、継続して農業体験の充実を図るものでございます。 さらに、次の146ページをお開き願います。5目農地費、(2)、土地改良推進対策事業につきましては、509万2000円の減額でございます。内容につきましては、19節負担金としまして、大きくは県営湛水防除事業負担金の758万1000円の減の28万5000円及び農道整備事業負担金164万2000円の減の224万2000円などによるものでございます。 続きまして、148ページから155ページの商工費でございます。 150ページをお願いいたします。中ほどに2目商工振興費、(1)、中小企業育成事業でございますが、538万8000円の減となっております。こちらにつきましては、昨年新たに21節貸付金を設定しまして、小口融資預託金を財源として、町内中小企業者の事業育成及び融資等を実施し、実績により減額となったものでございます。3目工業団地整備費、(1)、地域工業整備事業でございますが、6504万1000円の減となっており、こちらにつきましては、7企業です。7企業の固定資産税相当分の割合につき、奨励金として交付をするものでございます。 続きまして、152ページ、153ページをお開き願います。(3)、産業団地拡張事業としまして、797万1000円の増となっており、こちらにつきましては、屏風・深輪地区を工業系土地利用として拡張するために、新たな区域の
土地利用計画の検討、企業の立地動向など調査をするため、経費としまして増額となったものでございます。 続きまして、154ページから167ページまでの8款土木費でございます。こちらにつきましては、156ページになります。1項土木管理費、2目建築指導費、(1)、建築指導事業1547万8000円の減でございますが、建築基準法における指定道路関係図面作成業務が終了しましたので、減額となったものでございます。 次に、158ページになります。2目道路維持費、(1)、道路維持事業1740万2000円の増でございますが、舗装補修工事費としまして1696万6000円の増の4696万6000円となったものでございます。また、(2)、雨水対策整備事業725万8000円の減でございますが、若葉団地雨水排除施設整備工事が終了し、減額となったものでございます。 続きまして、162ページから167ページまでの都市計画費でございますが、総額で4億4335万2000円、前年度比921万6000円の減、2%減となっております。 主な変更点でございますが、4項都市計画費、1目都市計画総務費、(2)、都市計画庶務1404万5000円の減につきましては、都市計画図作成業務委託料1400万円が終了したことによるものでございます。 次に、164ページ、165ページをお開き願います。2目街路費、(1)、街路庶務1000万円の増でございますが、13節委託料としまして、
東武動物公園駅
東口通り線検討業務を予定するものでございます。 次に、3目下水道費の(2)、公共下水道事業特別会計繰出金1100万5000円の増でございますが、下水道事業債借り入れに係る元利償還金の増額に伴い、繰出金と増額となったものでございます。 3目下水道費、(4)、汚水処理場管理事業734万円の減でございますが、高野団地、大栄団地、むさし堤団地、それぞれの汚水処理場の修繕料の減によるものでございます。 続きまして、166ページから175ページまでの9款消防費でございますが、総額で7億9930万2000円、前年度比3921万6000円の増、5.2%増となっております。 170ページをお願いいたします。1項消防費、(4)、救急活動事業437万4000円の減でございますが、自動体外式除細動器購入費の減でございます。こちらにつきましては、平成21年度において10施設への整備が終了し、残る公共施設整備については、全体を見直し、検討するものでございます。 また、172ページの(7)、消防車両維持管理事業5377万7000円の増でございますが、そのうち18節備品購入費5484万6000円の増でございます。こちらにつきましては、平成3年度に配備をしました
化学消防ポンプ自動車の老朽化に伴いまして、新たに更新整備をし、消防体制の強化を図るものでございます。 続きまして、176ページから227ページまでの10款教育費でございます。総額で17億4690万7000円、1億1187万4000円、6.0%減となっております。 176ページから181ページまでの1項教育総務費でございますが、総額で1億6071万5000円、207万2000円、1.3%増となっております。 178ページをお開き願います。下方になります。2目の事務局費、(5)、教職員研修事務事業でございますが、11節需用費のうち印刷製本費につきまして、827万4000円の増の855万5000円で、これにつきましては23年度より新学習指導要領が実施されることで、副読本につきましても見直しが必要となることから、平成23年度から平成26年度用の杉戸町地域学習副読本印刷代及びそれに伴う教師用指導資料集につきまして、印刷製本するものでございます。 次に、180ページから190ページまでの小学校費でございますが、総額で2億499万9000円、689万7000円、3.5%増となっております。 主な内容でございますが、182ページ、1目学校管理費、(2)、小学校教務、7節賃金757万5000円の増額の1483万4000円となっており、内容でございますが、教育指導補助員として9名の配置及び
緊急雇用創出基金事業としまして、すぎの子
サポーター6名を配置し、さらなるきめ細やかな指導、支援を行うものでございます。 188ページ、189ページをお開き願います。(5)、小学校管理718万8000円の減でございますが、11節需用費、修繕料246万8000円増額の621万1000円となっており、内容でございますが、保守管理を委託しておりましたが、5年を経過したパソコンにつきましては、パソコン教室用ハードウエア修繕料を計上することにより、ハードウエア保守管理業務委託309万5000円の削減を図るもので、また次の190ページ、191ページになりますが、14節使用料及び賃借料としまして、コンピュータ賃貸借等につきまして、5年のリース期間が満了となることから、削減となるものでございます。 次に、(7)、小学校杉の子学び充実プラン事業347万円の増額及びその下、小
学校オアシスプラン338万2000円の減でございます。平成18年度から取り組んでまいりました杉戸町
学校オアシスプラン事業の見直しを行い、各学校が日々の授業の充実と特色ある教育活動を展開するもので、
子どもたち1人1人の学びを充実させ、生きる力を育む事業を展開するものでございます。 次に、2目教育振興費、(1)、児童就学援助事業113万円の増でございますが、20節126万3000円の増額の2140万4000円となり、内容でございますが、要保護及び準要保護生徒就学援助費の扶助費として対象者数の増によるものでございます。 次に、190ページから199ページまでの3項中学校費でございますが、総額で1億8115万7000円、7478万6000円、29.2%の減となっております。 主な内容でございますが、192ページをお開き願います。上欄になります1目学校管理費、(1)、中学校教務、7節賃金、臨時職員賃金250万3000円でございますが、小学校同様教育指導補助員として2名の配置をし、きめ細やかな指導、支援を行うものでございます。 196ページ、197ページをお開き願います。(5)、中学校管理事業でございますが、内容としまして、小学校同様保守管理を委託しておりましたが、5年を経過したパソコンにつきましては、パソコン教室用ハードウエア修繕料を計上し、ハードウエア保守管理業務委託445万7000円の削減を図るもので、またその下にあります14節使用料及び賃借料として、コンピューター賃貸借料につきまして、5年のリース期間が満了することから、減額となるものでございます。 次に、(6)、中学校校舎等整備事業7355万6000円の減でございますが、杉戸中学校第2校舎トイレ改修工事設計業務委託料及び15節の杉戸中学校第2校舎トイレ改修工事が終了し、減額となったものでございます。 次に、(7)、中学校杉の子学び充実プラン事業で304万3000円の増額及び次の198、199ページの中
学校オアシスプラン284万5000円の減でございます。こちらにつきましても小学校同様平成18年度から取り組んでまいりました杉戸町
学校オアシスプラン事業の見直しを行い、各学校が日々の授業の充実と特色ある教育活動を展開するもので、
子どもたち1人1人の学びを充実させ、生きる力を育む事業を展開するものでございます。 次に、2目教育振興費、(1)、生徒就学援助事業301万6000円の増でございますが、20節扶助費309万9000円の増額の2101万9000円となり、内容につきましては要保護及び準要保護生徒就学援助及び特別支援教育就学奨励費の扶助費として、対象者数の増によるものでございます。 続きまして、198ページから207ページまでの4項幼稚園費でございます。総額で2億8951万9000円、5546万2000円、16.1%の減となっております。 204ページ、205ページをお開き願います。主な内容でございますが、1目幼稚園管理費、(3)、幼稚園管理557万4000円の増でございますが、7節賃金691万4000円の増の2072万9000円となり、内容につきましては緊急雇用創出事業を活用し、保育補助員を配置し、きめ細やかな支援を図るものでございます。 次の206ページ、207ページをお開き願います。(4)、幼稚園園舎等整備事業6197万7000円の減となっております。幼稚園5園の園舎応急耐震工事設計業務委託料、中央幼稚園遊戯室等応急耐震化工事設計業務委託及び15節としまして、幼稚園園舎応急耐震化工事につきまして減額となるものでございます。 続きまして、少し進みまして、218ページから227ページまでの6項保健体育費でございます。総額で5億2851万7000円、1178万4000円、2.3%増となっております。 主な内容でございますが、220ページの下の欄になります。2目社会体育施設費1692万5000円の増でございますが、次の222ページ、223ページをお願いいたします。(3)、エコ・スポいずみ運営管理事業1704万8000円の増でございます。11節需用費のうち燃料費につきましては、灯油の単価の減少により251万5000円減の657万6000円となり、修繕料につきましては、2033万4000円増の2282万4000円となり、内容につきましてはエアコン修繕及び屋根補修工事など、経年経過による修繕料として増額となったものでございます。 また、次の224ページ、225ページをお願いいたします。(2)、給食センター運営管理事業1192万9000円の減でございますが、11節需用費のうち燃料費としてA重油の単価の減少及び量の見直しによりまして、502万3000円減の1011万8000円とし、及び賄材料費につきましては、児童生徒数の減により559万3000円減の1億9197万5000円と減額となったものでございます。 次に、(3)、給食センター管理事業666万1000円の増でございますが、主な内容としまして11節修繕料として、自動食器整理装置及び食器供給整理装置用コンプレッサー等の修繕が必要となることから、増額となったものでございます。 続きまして、226ページから229ページまでの11款公債費でございます。総額で13億4909万円、前年度比1361万3000円の減、率で申しますと1.0%の減となっております。 主な内容でございますが、226ページにあります(1)、長期債償還元金でございますが、据置期間を終え、新たに償還元金が発生したもので、2340万8000円の増でございます。 続きまして、次の228ページ、229ページをお開き願います。2目利子、(1)、長期債償還利子でございます。こちらにつきましては、3615万8000円の減でございます。 以上で議案第4号 平成22年度杉戸町一般会計予算の補足説明とさせていただきます。ご審議の上、ご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○
上原幸雄議長 この際、暫時休憩いたします。 休憩 午後 2時17分 再開 午後 2時33分
○
上原幸雄議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△議案第5号の説明
○
上原幸雄議長 町長提出議案についての補足説明を続けます。 議案第5号について、町民課長より補足説明を求めます。 町民課長。 〔染谷康宏町民課長登壇〕
◎染谷康宏町民課長 それでは、議案第5号 杉戸町印鑑条例の全部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 今回改正は、自動交付機導入に伴う印鑑証明書発行に際しまして、杉戸町印鑑条例を改正する必要が生じたことから提案するものでございます。 機器の設置につきましては、第3庁舎入り口付近ということで現在事務を進めておりますが、この自動交付機につきましては、専用カードを使用することで証明書を自動的に発行するものでございまして、この自動発行に係るシステム等が一部変更となる関係から、印鑑条例の改正をするものでございます。 条例に定められた主な内容につきましての変更はございませんが、発行に係るシステムの変更について、文言等を新たに加えるに当たりまして、全体的な見直しを行い、表現形式を改めたり、条文の入れかえ等を行い、全部改正をするものでございます。 改正条文の朗読は省略をさせていただきまして、改正の主な点につきまして、議案第5号資料によりご説明を申し上げたいと存じます。 議案第5号資料をごらんいただきたいと思います。それでは、改正の内容についてでございますが、自動交付機の導入後におきまして、印鑑登録証明書を受けようとする場合、現在町民の皆様がお使いの印鑑登録証から町民カードへ切りかえをしていただく必要があるため、第7条により町民カードの交付についての条文を新たに加えるものでございます。 また、町民カードが条例に規定されることに伴いまして、町民カードの再交付、あるいは亡失の届け出等に関する条文を第8条及び第9条によりまして、新たに規定するものでございます。 また、自動交付機で職員を介さずに自動的に証明書を発行するためには、セキュリティーの確保が必要となりますが、その担保といたしまして、町民カードには暗唱番号を付設することが必要となるわけでございますが、そのための条文として第15条、暗唱番号の登録、第16条、暗唱番号の変更及び第17条、暗唱番号の登録の廃止という条文を新たに追加するものでございます。 さらに、印鑑登録証から町民カードへと名称を変更するに当たりまして、杉戸町手数料条例の中に規定されている印鑑登録証という名称を町民カードに改める必要が出てきたことから、附則第3条の中でそれを規定するものでございます。 最後に、施行期日についてでございますが、附則第1条に定めるとおり、平成22年6月1日から施行するというものでございます。 以上、簡単でございますが、議案第5号 杉戸町印鑑条例の全部を改正する条例につきましての補足説明を終了いたします。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ◇
△議案第6号~議案第8号の説明
○
上原幸雄議長 次に、議案第6号から議案第8号について、総務課長より補足説明を求めます。 総務課長。 〔鈴木 聡総務課長登壇〕
◎鈴木聡総務課長 それでは、議案第6号、議案第7号、議案第8号につきまして、順次補足説明を申し上げます。 まず、議案第6号 杉戸町課設置条例の一部を改正する条例につきまして補足説明を申し上げます。 提案理由でありますが、行政改革の一環として、また町長の
マニフェスト実現のため、税務課及び収税対策室を税務課として統合し、事務の効率化を図るとともに、新たに
子育て支援のため
子育て支援課を新設するものでございます。 なお、条文の朗読は省略させていただきます。 お手数ですが、議案第6号 杉戸町課設置条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。 第1条では、現行の収税対策室を、改正案では収税対策室を削除するものでございます。また、新たに
子育て支援課を加えるものでございます。 第2条第1項の町民課の(3)の事務では、現行の町民課の分掌事務でありました乳幼児の医療費の部分を削除し、
子育て支援課で所管するものでございます。 次に、収税対策室を税務課に統合することに伴い、税務課欄の(1)の部分に「及び徴収」を加えるものでございます。 次に、現行の収税対策室の項の部分を削除し、新たに
子育て支援課、(1)、児童福祉に関する事項、(2)、
こども医療費に関する事項を改正案として加えるものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 次に、杉戸町児童福祉審議会条例の一部を改正する条例新旧対照表、附則第2項関係では、現行では第7条において審議会の庶務は、福祉課において処理するとなっておりますが、改正案では、
子育て支援課とするものでございます。 附則といたしまして、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 次に、議案第7号 副町長及び杉戸町教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 提案理由でありますが、杉戸町の財政健全化の一環として、副町長、杉戸町教育委員会教育長の給料及び期末手当を引き続き平成22年度も引き下げたいので、この条例を提案するものでございます。 改正の概要でございますが、副町長の給料を5%、教育長の給料を15%引き下げ、また期末手当についても副町長5%及び教育長につきましては、8%引き下げるもので、期間は平成22年4月1日から平成23年3月31日までの1年間とするものでございます。 なお、条文の朗読は省略させていただきます。 それでは、改正の内容ですが、議案第7号資料の副町長及び杉戸町教育委員会教育長の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 第1条では、副町長の給料の額の特例ですが、100分の20とあるのを100分の5に改正するものであります。 また、第2条では、副町長の期末手当の額の特例ですが、100分の8とあるのを100分の5に改正するものであります。 第3条及び第4条は、杉戸町教育委員会教育長の給料及び期末手当の額の特例でありますが、昨年同様給料については100分の15、期末手当につきましては100分の8を減ずるものでございます。 附則の第2項の有効期限ですが、現行の平成22年3月31日限りその効力を失うを、平成23年3月31日限りその効力を失うに改めるものでございます。 この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。ただし、附則第2項の有効期限の改正規定を公布の日から施行するものでございます。 次に、議案第8号の杉戸町職員の給与に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について補足説明申し上げます。 提案理由でございますが、人事院勧告に基づきまして、長時間の時間外勤務の抑制及び職員への休息の機会の付与を図るための法律改正が行われたこと、地域手当につきましては当町の財政状況を考慮し、杉戸町の財政健全化の一環として、支給割合を平成22年度も引き下げたいので、また
調整幹制度を廃止することに伴い、この条例を提案するものでございます。 なお、条文の朗読は省略させていただきます。 改正の内容でございますが、議案第8号資料の杉戸町職員の給与に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 まず、杉戸町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表第1条関係ですが、第3条では、
調整幹制度廃止に伴い、6級に分類している職務の給与を5級に改めるものでございます。 第11条第4項では、正規の勤務時間を超えて勤務することを命ぜられ、正規の勤務時間を超えて勤務の時間が1カ月について、60時間を超えた職員には、その60時間を超えて勤務した全時間に対して、第14条に規定する勤務1時間当たりの給与額に100分の50を乗じて得た額を支給するもので、ここでは午後5時15分以降午後10時までは100分の150ということになります。また、その勤務が午後10時から翌日の午前5時までの間は、100分の175となります。 次に、第5項では、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例第8条の3第1項に規定する時間外勤務代休時間を指定された場合において、当該時間外勤務代休時間に職員が勤務しなかったときは、前項に規定する60時間を超えて勤務のうち、当該時間外勤務代休時間の指定をかえられた時間外勤務手当の支給に係る時間に対しては、当該勤務時間1時間につき第14条に規定する勤務1時間当たりの給与に100分の150(午後10時から翌日の午前5時までの間は100分の175)から第1項に規定する町規則で定める割合を減じた割合を乗じて得た額の時間外勤務手当を支給することを要しない。これは、1つの例で申し上げますと、一職員が60時間を超えて76時間時間外勤務を行ったと仮定した場合、60時間を超えた時間外の取り扱いとして、76時間から60時間を差し引きますと16時間となります。この16時間は、時間外手当の100分の150に該当しておりますことから、100分の25は加算ということになり、16時間の100分の25は計算いたしますと、4時間分の代替休が可能であり、上司がその分を職員の健康管理、また長時間の時間外勤務の抑制ということで本人の希望を聞いた上で代替の休みを指定することができるものでございます。 次に、第6項では、育児短時間勤務職員等は、育児勤務のため短時間労働となっておりますが、その場合の時間外勤務手当は、勤務時間が7時間45分に達するまでは、育児短時間勤務職員等は100分の100の割合とする旨定めたものでございます。 次に、第16条第5項ですが、現行の100分の20を100分の15に改めるものでございます。これは、平成22年4月1日以降、
調整幹制度の廃止により期末手当の加算の100分の20の割合が該当しないため、課長級の上限である100分の15に改めるものでございます。 次に、この新旧対照表には掲載しておりませんが、調整幹級の廃止に伴う給料の号給について、6級の欄を削除するものでございます。改正条例にはその旨規定しましたが、給料表が相当量のため割愛させていただきました。ご了承いただきたいと存じます。 次に、附則第6項として、平成22年4月1日から平成23年3月31日まで地域手当を引き続き100分の2とする旨規定したものでございます。 この改正条例の附則第1項は、施行期日として、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 また、附則第2項では、給料表の改正に伴う職務の級及び号給の切りかえ規定でございます。 附則第3項は、切りかえに伴い切りかえ後の給料額が現在の給料月額に達しない場合に、現給保証する旨の経過措置でございます。 附則第5項は、町規則への委任でございます。 次に、職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表第2条関係でございます。第8条の3では、時間外勤務代休時間についてであり、先ほど申し上げました時間外勤務の60時間を超えた分の代休時間を指定することができる旨規定したものでございます。 第2項は、時間外勤務代休時間を指定された職員は、その当該時間外勤務代休時間には特に勤務を命ぜられる場合を除き、正規の勤務時間においても勤務することを要しないものでございます。 次に、第10条の括弧書きでございますが、現行の休日から、改正案では第8条の3第1項の規定により時間外勤務代休時間が指定された勤務日等及び休日を除くとなるものでございます。これは、休日の代休日を指定することができる旨規定したものでありますが、時間外勤務代休時間が指定された勤務日や休日を除く旨規定したものでございます。 第15条第3項の現行の下線部分の括弧書き、昭和30年杉戸町条例第15条とありますのは、改正案では8条の3に追加されたことから、この条文から削除するものでございます。 附則第1項は、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 附則第5項は、町規則へ委任に関し規定したものでございます。 次に、杉戸町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 附則第4項関係でございます。第16条の育児短時間勤務職員等についての給与条例の特例についてでございます。表をごらんいただきたいと思います。表の追加といたしまして、杉戸町職員の給与に関する条例の適用について、第11条第4項及び第5項を追加するものでございます。 給与条例の第11条第4項にある第2項を杉戸町職員の育児休業等に関する条例第16条に読みかえるものでございます。同様に、給与条例第11条第5項に「要しない」とありますが、育児休業中の勤務時間は7時間45分に達するまでは、時間外勤務手当は100分の100であり、7時間45分を超えた場合に、通常の職員と同様に扱うものとする旨追加するものでございます。 次に、第19条の短時間勤務職員についての給与条例の特例についてであります。表をごらんいただきたいと思います。表の追加といたしまして、杉戸町職員の給与に関する条例の適用について、第11条第4項及び第5項を追加するものでございます。 給与条例の第11条第4項にある第2項を杉戸町職員の育児休業等に関する条例第19条に読みかえるものでございます。 また、給与条例の第11条第5項に要しないとありますが、育児休業中の勤務時間は7時間45分に達するまでは時間外勤務手当は100分の100であり、7時間45分を超えた場合に、通常の職員と同様と扱うものとする旨追加するものでございます。 附則第1項は、この条例は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 附則第5項は、町規則への委任に関し規定したものでございます。 以上で議案第6号から議案第8号の補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◇
△議案第9号の説明
○
上原幸雄議長 次に、議案第9号について、町民課長より補足説明を求めます。 町民課長。 〔染谷康宏町民課長登壇〕
◎染谷康宏町民課長 それでは、議案第9号 杉戸町
こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 今回の改正は、
こども医療費の支給について、対象の子どもが指定医療機関等で医療を受けたときは、受給資格の登録を行った者にかわって当該医療機関に町が直接一部負担金を支払い、保護者の負担を軽減するというものでございまして、医療費の窓口払いの廃止を行うための条例改正でございます。 それでは、議案第9号資料、杉戸町
こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 まず、第3条でございますが、第2項に第5号の条文を加えるものでございます。第3条は、支給対象についての規定でございますが、第2項の規定には、次の各号に該当する者の保護者は除くということで除外の規定を設けておりまして、第1号から第4号まで既に規定がございますが、今回の改正によりまして第5号を追加するものでございます。 第5号の内容につきましては、学校教育法の規定による就学義務の猶予者のうち、病弱あるいは発育不全などの者を除き、それ以外の就学猶予者については、
こども医療費の支給の対象から除くという規定でございます。 具体的に申し上げますと、重国籍児童等がインターナショナルスクールに通う場合などが該当するものでございます。これは、県の指導監査の際に、この条文をつけ加えるように指導があったものでございます。 次に、第5条、支給の方法にお示しのように、第2項から第4項までを追加するものでございます。これらの規定は、今回の改正の一番の目的でございます窓口払いの廃止を規定する条文でございます。 第2号は、対象の子どもが町長の指定する医療機関で医療を受けた場合に、
こども医療費の受給資格登録者にかわって町が直接医療機関に一部負担金を支払うことができるという条文でございます。いわゆる窓口払い無料化ができるという条文でございます。 第3号は、この窓口払いの廃止によって、直接医療機関に一部負担金の支払いを行ったときには、受給資格の登録を受けた者に対して支給があったものとみなすという条文でございます。 第4号は、一部負担金の医療機関に支払うべき額の審査について、社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会に対して委託することができるという内容でございます。 次に、第9条、権利の譲渡の禁止でございますが、これは
こども医療費の支給に関する権利について、譲渡あるいは担保にしてはならないという条文でございます。この規定につきましても県の指導監査の際に条例に盛り込むよう指導があった項目でございまして、その指導に従い条項の追加をしたものでございます。 また、附則第1条の施行期日でございますが、この条例は、平成22年6月1日施行するものでございます。 以上で議案第9号 杉戸町
こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明を終了いたします。 失礼いたしました。第5条の説明の中で、第2号、第3号、第4号と申し上げましたが、項の誤りでございますので、訂正しておわび申し上げます。 以上で議案第9号 杉戸町
こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についての補足説明を終了いたします。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◇
△議案第10号の説明
○
上原幸雄議長 次に、議案第10号について、消防長より補足説明を求めます。 消防長。 〔小島和夫消防長登壇〕
◎小島和夫消防長 議案第10号 杉戸町消防団条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 まず、提案理由でございますが、消防団員の処遇を改善し、消防団の活性化を図るとともに、地域防災力の強化を図り、安心で安全な
まちづくりを推進するため、杉戸町消防団条例の一部を改正したいので、この条例を提案するものでございます。 議案の朗読は省略させていただきます。 杉戸町消防団条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 第17条、費用弁償の中で、第2項中の金額1000円を2000円に改めるものであります。 附則としまして、1、この条例は、平成22年4月1日から施行する。2、経過措置としまして、この条例による改正後の杉戸町消防団条例の規定は、この条例の施行の日以後に出動し服務した訓練、または警戒から適用し、同日前に出動し服務した訓練、または警戒については、なお従前の例によるものでございます。 現在、杉戸町消防団は、団本部付けとしまして団長、副団長、また各地区に分団付けとしまして8個の分団で構成されており、杉戸町の安心・安全のために活動をしております。各分団は15名が定員として構成されておりますが、町内各地域に8個の分団で120名、団本部付けとして団長、副団長の2名、さらに杉戸町初の女性消防団員としまして12名を昨年10月1日に採用しており、現在の条例定数は134名となっているところでございます。 災害出動を除いた消防団員の訓練等の費用弁償額につきましては、平成17年3月議会にて、町の行政改革の1つとして旅費の適正な運用を目的とし、町の非常勤特別職における費用弁償の改正とあわせて、消防団の費用弁償につきましても従前の2600円から1000円に改正した経緯がございます。しかしながら、消防団につきましては、地域の防災のリーダーとして町の重要な役割を果たしており、特に大規模災害や国民保護等にかかわる事態に際しましては、消防団の防災力が住民の生命、身体及び財産を守る上で大変重要な役割を担っております。 このような中、地域の社会環境における就業構造の変化に伴い、消防団員のサラリーマン化が進む一方で、近年団員の確保が大変苦慮しているのも事実でございます。当町におきましても男性団員については、現在5名の欠員が生じており、ここ数年、定数割れを起こしている状況が続いております。このため地域防災の原動力となる消防団員を確保するには、消防団の活性化を図り、魅力ある消防団活動を形成することが求められており、その消防団活性化対策の1つとして、訓練、警戒等における費用弁償額について、近隣市町と同程度の額となるよう処遇改善を図るものでございます。 通常時における消防団の活動は、月2回程度の消防資機材の点検や事務連絡会議を定期的に実施しており、1回の活動はおおむね3時間程度となっております。また、適切に消防団活動を行うには、日ごろからの訓練が必要であり、ポンプ車操法訓練や放水訓練、地理・水利調査などを月1回程度実施しており、1回当たりの訓練では約2時間から4時間の活動となっております。さらに、各地域で実施される防災訓練時における訓練指導や火災シーズンにおける火災警戒巡視など、活動は幅広く年間を通じて行っております。 以上、消防団活動についてるる述べましたが、通常時の活動では約3時間程度の活動となっておりますが、現在の費用弁償では1000円と低額であり、また時給換算した場合、大変低い処遇となっております。このため会議での費用弁償はそのまま1000円としつつも、訓練、警戒の費用弁償のみでも県下平均額に近い2000円として改善を図りたく、団条例の改正を提案するものでございます。 以上で補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いを申し上げます。 ◇
△議案第11号~議案第15号の説明
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上原幸雄議長 次に、議案第11号から議案第15号について、町民課長より補足説明を求めます。 町民課長。 〔染谷康宏町民課長登壇〕
◎染谷康宏町民課長 それでは、議案第11号から議案第15号につきまして、順次補足説明を申し上げます。 初めに、議案第11号 平成21年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明を申し上げます。 今回の補正は、平成21年度の最終補正予算ということで、平成21年度の歳入歳出決算見込額を立て、特に保険給付費におきましては、歳出不足とならないよう留意し、編成に努めたところでございます。 それでは、補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。平成21年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、第1条に定めるとおり、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれに7815万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を47億2055万円とするものでございます。 2ページをお開き願います。第1表、歳入歳出予算補正でございます。まず、歳入でございますが、7款財産収入、1項財産運用収入につきましては、基金積立金の利子の減によりまして11万4000円の減額を行うものでございます。 8款繰入金、1項他会計繰入金につきましては、一般会計からその他繰入金などの追加によりまして、全体で5326万9000円の追加を行うとともに、2項基金繰入金につきましては、歳入不足の補てんといたしまして2499万9000円の追加を行うものでございます。 次に、3ページの歳出でございますが、2款保険給付費、1項療養諸費につきましては、不足が見込まれることから7826万8000円の追加を行うものでございます。 9款1項基金積立金につきましては、基金積立金利子の減に伴いまして11万4000円の減額を行うものでございます。 これによりまして、補正額は歳入歳出とも7815万4000円を追加し、補正後の総額を47億2055万円とするものでございます。 次に、歳入歳出予算補正の事項別明細書でございますが、5ページから7ページまでの総括につきましては重複をいたしますので、説明を省略させていただきたいと思います。 8ページ、9ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございます。7款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金でございますが、保険給付費支払基金積立金利子として11万4000円の減額を行うものでございます。 8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金でございますが、1節保険基盤安定繰入金の保険税軽減分に7万8000円、2節保険基盤安定繰入金の保険者支援分に78万8000円、5節財政安定化支援事業繰入金に240万3000円、6節その他一般会計繰入金に5000万円それぞれ追加をいたしまして、一般会計繰入金の総額を3億8674万1000円とするものでございます。 さらに、2項基金繰入金、1目保険給付費支払基金繰入金につきましては、歳入不足の補てんとして2499万9000円の追加を行うものでございます。 次に、10ページ、11ページをごらんいただきたいと思います。事項別明細書の歳出でございます。 2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費につきましては、7826万8000円の追加をするものでございます。これは、一般被保険者療養給付費保険者負担金の追加分でございます。 また、9款1項基金積立金、1目保険給付費支払基金積立金でございますが、基金積立金利子の減に伴い11万4000円の減額を行うものでございます。 以上で議案第11号 平成21年度杉戸町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の補足説明を終わります。 続きまして、議案第12号 平成21年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)につきまして補足説明を申し上げます。 それでは、補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。平成21年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところにより、歳入歳出予算にそれぞれ50万7000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億9973万4000円とするものでございます。 次の2ページをお開きいただきたいと存じます。第1表、歳入歳出予算補正、まず歳入でございますが、第1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、64万9000円を追加するものでございます。 2款繰入金、1項一般会計繰入金に131万5000円を追加し、4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料に1万9000円を追加し、2項償還金及び還付加算金は249万円を減額するものでございます。 次に、3ページの歳出でございます。歳出につきましては、2款1項後期高齢者医療広域連合納付金に198万3000円を追加いたしまして、3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金につきましては、249万円を減額するものでございます。 5ページから7ページまでの歳入歳出補正の事項別明細書の総括につきましては、説明を省略させていただきます。 8ページをお願いいたします。歳入歳出の事項別明細書の歳入でございます。1款1項後期高齢者医療保険料、2目普通徴収保険料は、64万9000円の増、滞納繰越分の追加によるものでございます。 2款繰入金、1項一般会計繰入金、2目保険基盤安定繰入金は131万5000円の増でございます。これは、決算見込額がある程度固まってきたことにより、保険基盤安定繰入金を追加するものでございます。 4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料は1万9000円の増でございます。これは、保険料延滞金の追加によるものでございます。また、2項償還金及び還付加算金につきましては、決算見込額がある程度見えてきたことにより、保険料還付金及び還付加算金の減額を行うものでございます。 10ページをお願いいたします。歳出でございますが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金に198万3000円を追加し、2億9413万9000円とするものでございます。保険料負担金の追加分でございます。 次に、3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金でございますが、1目保険料還付金は220万円の減額を行うものでございます。これは、今年度の実績見込額に基づき償還金利子及び割引料を減額するものでございます。また、2目還付加算金についても同様の理由により29万円の減額を行うものでございます。 以上で平成21年度杉戸町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の補足説明を終わります。 それでは、議案第12号に続きまして、議案第13号 平成22年度杉戸町国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成22年度の予算につきましては、さきの医療制度改革の実施後、約2年を経過しようとする中で、後期高齢者医療制度や特定健診、特定保健指導の実施を踏まえての予算編成でございます。歳入の根幹である保険税は、賦課総額の減などにより0.8%の減と見込んだところでございますが、予算規模に見合う歳入の確保が図れないことから、昨年に引き続き2億円の法定外繰入金を充てることといたしたところでございます。一方の歳出でございますが、保険給付費につきましては、平成21年度の決算見込額をベースとして積算いたしておりまして、前年度の予算との比較では7.5%の増を見込んでいるところでございます。この結果、平成22年度杉戸町国民健康保険特別会計の予算の規模は、46億1200万円となりまして、前年度との比較では3.3%の増額予算となったところでございます。 それでは、予算書に基づきましてご説明申し上げます。予算書の261ページをお開き願います。平成22年度杉戸町国民健康保険特別会計予算は、次に定めるところによる。歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ46億1200万円と定めるということでございます。2条以下は、ごらんのとおりでございます。 次に、262ページをお開きいただきたいと存じます。第1表、歳入歳出予算でございます。まず、歳入でございますが、1款の国民健康保険税から10款の諸収入まで、歳入合計は46億1200万円でございます。 次に、歳出でございますが、1款の総務費から12款の予備費まで、これは次のページにまたがりますが、歳出合計は46億1200万円でございます。 267ページから269ページまでの歳入歳出予算の事項別明細書の総括は省略をさせていただきまして、270ページ、271ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。1款1項国民健康保険税、1目一般被保険者国民健康保険税は10億5575万8000円、前年度と比較いたしますと261万1000円、0.2%の減でございます。この一般被保険者国民健康保険税の内訳は、1節医療給付費分現年課税分につきましては、7億2146万5000円、前年度比173万9000円、0.2%の減でございます。1人当たりの保険税は、前年度の6万458円から551円下がりまして、5万9907円となったところでございます。2節の後期高齢者支援金分の現年課税分は2億1445万3000円、前年度比で31万2000円、0.1%の減でございます。1人当たりの保険税は、前年度の1万7954円から147円下がりまして1万7807円でございます。3節介護納付金分現年課税分につきましては、4873万8000円、前年度比で195万4000円、3.9%の減でございます。1人当たりの保険税額は、前年度の1万3537円から257円下がりまして、1万3280円でございます。4節医療給付費分滞納繰越分は6416万6000円、2%の増、5節後期高齢者支援金分滞納繰越分は306万円で2%の増となったところでございます。 2目退職被保険者等国民健康保険税は1億484万7000円、前年度と比較いたしますと719万8000円、6.4%の減でございます。内訳は、1節医療給付費分現年課税分は7059万9000円で、前年度比6.3%の減でございます。1人当たりの保険税額は、前年度から7144円下がりまして、7万3622円でございます。2節後期高齢者支援金分現年課税分は2091万6000円、前年度比8.3%の減でございます。1人当たりの保険税額は、前年度の2万4451円から2640円下がりまして、2万1811円でございます。3節介護納付金分現年課税分は890万8000円、前年度比43万9000円、4.7%の減でございます。1人当たり保険税額は、1万3746円から1415円下がりまして、1万2331円でございます。4節医療給付分滞納繰越分は401万6000円、2.1%の減、5節後期高齢者支援金分滞納繰越分及び6節介護納付金分滞納繰越分はともに20万4000円、2%の増でございます。1款国保税全体といたしましては、11億6060万5000円、前年度と比較いたしますと980万9000円、0.8%の減でございます。 2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金でございますが、9億2115万8000円、前年度と比較いたしますと3780万5000円、4.3%の増でございます。 272ページ、273ページをお願いいたします。2目高額医療費共同事業負担金は2549万7000円、前年度と比較いたしますと790万2000円、23.7%の減となっております。3目特定健康診査等負担金は654万円、前年度比で277万6000円、73.8%の増でございます。これは特定健康診査受診者数の増加を見込んだことに伴いまして、負担金がふえたものでございます。 また、2項国庫補助金、1目財政調整交付金は1億8147万8000円、前年度比で2831万2000円、18.5%の増でございます。2目介護従事者処遇改善臨時特例交付金は204万1000円。3目出産育児一時金は144万円の増で、介護従事者処遇改善同様に皆増でございます。 3款1項1目療養給付費等交付金は1億8673万3000円、前年度比で6473万1000円、25.7%の減でございます。 4款1項1目前期高齢者交付金は9億5952万円、前年度比では1億4545万円、17.9%の増でございます。 5款県支出金、1項県負担金、1目高額医療費共同事業負担金は2549万7000円、前年度と比べますと790万2000円、23.7%の減。同じく2目特定健康診査等負担金は654万円、277万6000円、73.8%の増でございます。 また、2項県補助金、1目国民健康保険特別助成費補助金は38万7000円、前年度と同額でございます。同じく2目県財政調整交付金1億6834万7000円、前年度比686万円、4.2%の増でございます。 6款1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金は1億482万9000円、前年度比で863万6000円、7.6%の減。同じく2目保険財政共同安定化事業交付金は4億2299万5000円、前年度比で214万7000円、0.5%の増でございます。 7款財産収入、1項財産運用収入、1目利子及び配当金は3万2000円、前年度比で11万8000円、78.7%の減でございます。 次のページで274、275ページをお願いいたします。8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金は3億3853万円、前年度と比べますと553万8000円、1.7%の増でございます。 2項基金繰入金、1目保険給付費支払基金繰入金は1000円でございます。これは、科目設定のためでございます。 9款1項繰越金、1目その他繰越金は8000万円で、前年度比1000万円、14.3%の増でございます。 10款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料、1目一般被保険者延滞金は1300万円で前年度比100万円、8.3%の増でございます。平成21年度決算見込額からの算出によるものでございます。同じく2目退職被保険者等延滞金は60万円で20万円、25%の減でございます。 2項雑入、1目一般被保険者第三者納付金は100万円、2目退職被保険者等第三者納付金は1000円、3目一般被保険者返納金は5万円、4目退職被保険者等返納金は1000円で、1目から4目まで前年同額でございます。5目雑入は517万8000円で、前年度比115万3000円、28.6%の増でございます。これは、特定健康診査等の負担金がふえることと、療養費等指定公費の一部負担金相当額がふえるものによるものでございます。 以上、歳入は46億1200万円で、前年度と比べますと1億4800万円、3.3%の増となったところでございます。 続きまして、276ページ、277ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1716万5000円、前年度比3万3000円、0.2%の増ということで、ほぼ前年同様でございます。2目連合会負担金でございますが、81万8000円、前年度比8000円ということで1%の減でございます。 2項徴税費、1目賦課徴収費は1449万6000円、前年度比で43万8000円、3.1%の増でございます。 次のページ、278ページ、279ページをお願いいたします。3項1目運営協議会費でございますが、29万5000円で前年度と同額でございます。 続きまして、2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費ですが、25億4786万5000円、前年度と比較いたしまして2億1789万4000円、9.4%の増でございます。2目退職被保険者療養給付費は1億7183万9000円、前年度比で5590万7000円、24.5%の減でございます。これは、21年度決算見込額を横ばいで算出したものでございます。 280ページ、281ページをお願いいたします。3目一般被保険者療養費でございますが、3648万4000円、前年度比で139万3000円、4%の増でございます。4目退職被保険者等療養費は389万6000円、前年度比48万2000円、14.1%の増でございます。5目審査支払手数料は715万8000円、前年度比69万2000円、10.7%の増でございます。 続きまして、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費でございますが、2億8726万2000円、前年度比では5520万3000円、23.8%の増でございます。2目退職被保険者等高額療養費は1449万3000円、前年度比で704万5000円、32.7%の減でございます。 282ページ、283ページをお願いいたします。3目一般被保険者高額介護合算療養費は100万円、4目退職被保険者等高額介護合算療養費も同様に100万円を計上したものでございます。 3項移送費、1目一般被保険者移送費は25万円、2目退職被保険者等移送費は5万円、これは前年度と同様でございます。 4項出産育児諸費、1目出産育児一時金は3024万円、前年度比で288万円、10.5%の増でございます。件数といたしましては、72件分ということで同様でございますが、単価のほうが38万円から42万円にアップしたことによりまして、増となったものでございます。 284ページ、285ページをお願いいたします。2目出産育児一時金支払手数料でございますが、1万6000円、出産育児育児一時金の医療機関等への直接払い制度への移行に伴う事務手数料が発生することによるものでございます。 5項葬祭諸費、1目葬祭費420万円、前年度と同様でございます。84件分を予定しているところでございます。 続きまして、3款1項後期高齢者支援金等の1目後期高齢者支援金でございますが、6億3683万3000円、前年度比で1074万8000円、1.7%の増でございます。これは、20年度の医療制度改革により始まったものでございますが、支払基金の算出額に基づきまして算出しているものでございます。2目後期高齢者関係事務費拠出金は8万1000円、前年度比で5000円、5.8%の減でございます。 次に、286ページ、287ページをお願いいたします。一番上でございますが、4款1項前期高齢者納付金等、1目前期高齢者納付金は142万4000円、前年度比50万円、26%の減でございます。これも支払基金積算額に基づきまして算出をしてございます。2目前期高齢者関係事務費拠出金7万4000円、前年度比で3000円、3.9%の減でございます。 それから、5款1項老人保健拠出金、老人保健医療費拠出金は2026万3000円、前年度比で4565万7000円、69.3%の減でございます。これは、後期高齢者医療制度への移行に伴うもので、老人保健医療費拠出金の段階的な廃止によるものでございます。2目老人保健事務費拠出金4万3000円、前年度比55万7000円、92.8%でございます。 6款1項1目介護納付金2億5139万4000円、913万5000円、3.8%の増でございます。 次に、288ページ、289ページをお願いいたします。7款1項共同事業拠出金、1目高額医療費共同事業拠出金でございますが、1億199万2000円、前年度比では3160万7000円、23.7%の減、これは国保連合会試算によるもので、基準拠出対象額が減ったためでございます。2目保険財政共同安定化事業拠出金は4億169万円、前年度比で1839万4000円、4.4%の減でございます。3目、高額医療費共同事業事務費拠出金1000円、4目保険財政共同安定化事業事務費拠出金1000円、これら科目設定でございまして、前年度と同様でございます。 290ページ、291ページをお願いいたします。5目その他共同事業事務費拠出金5000円でございます。これも前年度と同額でございます。 8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費3726万2000円、前年度比で658万5000円、21.5%の増でございます。 2項保健事業費、1目保健衛生普及費291万3000円、前年度と同額でございます。 次に、292ページ、293ページをお願いいたします。2目疾病予防費1002万7000円、前年度比11万円、1.1%の減でございます。3目保養所費228万3000円、これは前年度と同様でございます。 9款1項基金積立金、1目保険給付費支払基金積立金は13万2000円、前年度比で11万8000円、47.2%の減でございます。これは、利子の低下によるものでございます。 294ページ、295ページをお願いいたします。10款1項公債費、1目利子は82万2000円、これも前年度と同様でございます。 11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金は300万円、2目退職被保険者等保険税還付金は100万円、3目償還金は1000円、科目設定でございます。 2項繰出金、1目一般会計繰出金も1000円で、これも前年度と同様でございます。 最後に、12款1項1目予備費でございますが、223万8000円、前年度比で41万4000円、22.7%の増でございます。 以上で議案第13号 平成22年度杉戸町国民健康保険特別会計予算の補足説明を終わります。 それでは、議案第13号に続きまして、議案第14号 平成22年度杉戸町老人保健特別会計予算につきましてご説明申し上げます。 老人保健につきましては、既にご案内のとおり後期高齢者医療の創設によりまして、段階的な廃止となるところでございまして、本年度の予算につきましても最少限度の計上とさせていただいたところでございます。 それでは、予算書のほうをごらんいただきたいと思います。301ページをお願いいたします。平成22年度杉戸町老人保健特別会計予算は、次に定めるところによるということでございまして、歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10万9000円と定めるということでございます。2項以下はごらんのとおりでございます。 次のページ、302ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算、まず歳入でございますが、1款の支払基金交付金から6款の諸収入まで、歳入合計10万9000円でございます。 303ページをお願いいたします。歳出でございますが、1款の総務費から4款の予備費まで、歳出合計10万9000円でございます。 307ページから309ページまでの歳入歳出予算の事項別明細書の総括は省略をさせていただきまして、310ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款1項支払基金交付金、1目医療費交付金は1000円、科目設定のみでございます。2目審査支払手数料交付金は2000円でございます。 次に、2款国庫支出金、1項国庫負担金、1目医療費国庫負担金でございますが、これも1000円でございます。 3款県支出金、1項県負担金、1目医療費県負担金でございますが、1000円でございます。2款の国庫負担金同様に科目設定でございます。 次に、4款繰入金、1項1目一般会計繰入金でございますが、10万円でございます。 5款1項1目繰越金でございますが、1000円でございます。 6款諸収入、1項雑入、1目第三者納付金でございますが、1000円でございます。2目雑入は1000円でございます。3目過年度収入も1000円でございます。いずれも科目設定でございます。 312ページ、313ページをお願いいたします。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費は2000円でございます。 2款1項医療諸費、1目医療給付費は2000円、2目医療費支給費2000円、3目審査支払手数料2000円でございます。 それから、3款諸支出金、1項1目償還金は1000円でございます。科目設定でございます。 次に、314ページ、315ページをお願いいたします。4款1項1目予備費10万円でございます。 最後に、公債費でございますが、本年度予算はございませんが、前年度との比較での掲載でございます。 以上で平成22年度杉戸町老人保健特別会計予算の補足説明を終わります。 続きまして、議案第15号 平成22年度杉戸町後期高齢者医療特別会計予算につきまして補足説明を申し上げます。 それでは、予算書の393ページをお開きいただきたいと思います。平成22年度杉戸町後期高齢者医療特別会計予算は、第1条に定めるとおり、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億407万5000円と定めるものでございます。 次の394ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算、まず歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料から4款諸収入まで歳入合計3億407万5000円でございます。 次に、395ページの歳出でございます。1款の総務費から4款繰出金まで3億407万5000円でございます。 399ページから401ページまでの歳入歳出事項別明細書の総括は省略をさせていただきまして、402ページ、403ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、歳入でございます。1款1項後期高齢者医療保険料、1目特別徴収保険料は1億5054万3000円、前年度と比べまして632万9000円、4.4%の増でございます。2目普通徴収保険料は1億56万3000円、前年度比で441万9000円、4.6%の増でございますが、後期高齢者医療保険料の増は、被保険者数がふえることを見込んでいるためでございます。 2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目事務費繰入金は431万7000円、前年度比で91万2000円の増、26.8%の増で、これは電算委託料等の増加が見込まれるためでございます。2目保険基盤安定繰入金は4764万円、147万6000円の減でございます。広域連合の試算によるものでございます。 3款1項1目繰越金は1000円、4款諸収入、1項延滞金、加算金及び過料も1000円、これはいずれも科目設定でございます。 2項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金は100万円、2目還付加算金は1万円でございます。償還金及び還付加算金につきましては、21年度の実績から判断して、21年度当初予算よりも少ない額で間に合うものと見込まれることから、大幅減としたものでございます。 続きまして、404ページ、405ページをお開き願いたいと存じます。歳出でございます。1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費431万7000円、前年度に比べ91万2000円、26.8%の増でございます。これは、歳入とも関係いたしますが、被保険者数の増が見込まれることから保険証や納付書の郵送料などが増加し、あわせて電算委託料も増加すると見込まれるための増額でございます。 2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は2億9874万7000円、927万2000円、3.2%の増、これは町に納付された保険料の95%を広域連合に納付いたしまして、残り5%を還付金等として町で保管するもので、5月に精算をするものでございます。 3款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目保険料還付金100万円、これは前年度からしますと200万円、66.7%の減となってございます。2目還付加算金は1万円でございます。これらは歳入の際にご説明申し上げましたとおり、実績額を考慮したことによる減でございます。 406ページ、407ページをお開きいただきたいと思います。最後に、4款1項1目繰出金は1000円でございます。これは、科目設定でございます。 これで平成22年度杉戸町後期高齢者医療特別会計予算の補足説明を終わります。 以上、議案第11号から議案第15号までの補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。 ◇
△議案第16号の説明
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上原幸雄議長 次に、議案第16号について、産業課長より補足説明を求めます。 産業課長。 〔吉田文雄産業課長登壇〕
◎吉田文雄産業課長 それでは、議案第16号 杉戸町の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 提案理由でございますが、消費者基本法に基づき平成22年度より消費者と事業者の間に生じた苦情等の処理、あっせんを図ることを目的とし、相談体制の充実を図るため、杉戸町消費生活相談員設置規則の中で消費生活相談員を消費者の利益を擁護し、消費生活の向上に寄与するため、地方公務員法第3条第3項第3号に規定する特別職と位置づけたいためにこの条例を提案するものであります。 この条例は、平成22年4月1日から施行します。 以上で補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。 ◇
△議案第17号の説明
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上原幸雄議長 次に、議案第17号について、建築課長より補足説明を求めます。 建築課長。 〔関根孝一建築課長登壇〕
◎関根孝一建築課長 それでは、議案第17号 杉戸町手数料徴収条例の一部を改正する条例の補足説明を申し上げます。 まず、提案理由でございますが、建築基準法の一部改正により、建築確認、完了検査等の審査等に係る事務量が増加したため、これらの事務に係る手数料の額を改定するため、この条例を提案するものです。 改正の概要ですが、建築確認の審査等が確認審査等に関する指針に基づき厳格化されたことに伴い、建築確認等の手数料の額を、またそれに関連した長期優良住宅建築等計画認定の手数料の額もあわせて改めるものです。 なお、本手数料の額につきましては、埼玉県内統一の金額となります。 それでは、改正の内容ですが、議案第17号資料杉戸町手数料徴収条例の一部を改正する条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 なお、条文の朗読は省略させていただきます。 別表第1は、建築基準法に基づく手数料の額です。初めに、別表第1の1の項中建築物に関する確認申請、または計画通知手数料について、アの(1)から次のページの(9)までの額を改めるものです。 次のページの裏面の中段をごらん願います。2の項中工作物に関する確認申請、または計画通知手数料について、ア、イの額を改めるものです。 次に、3の項中建築物に関する完了検査手数料について、アの(1)から(9)までを、次のページのイの(1)から次のページの(9)までの額を改めるものです。 次に、4の項中工作物に関する完了検査手数料について額を改めるものです。 次に、5の項中建築物に関する中間手数料について、アから次のページのケまでの額を改めるものです。 次に、6の項中工作物に関する中間検査手数料について額を改めるものです。 次のページをごらん願います。別表第4は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく手数料の額です。2の項中長期優良住宅建築等計画認定手数料について、アの(1)、(1)から(4)までの額を改めるものです。 附則としまして、この条例は、平成22年7月1日から施行するものです。 以上で補足説明を終わります。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ◇
△延会について
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上原幸雄議長 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
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上原幸雄議長 ご異議なしと認めます。 よって、本日の会議はこの程度にとどめ延会することに決定いたしました。 ◇
△次会日程の報告
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上原幸雄議長 明2月24日は午前10時から本会議を開きます。 ◇
△延会の宣告
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上原幸雄議長 本日はこれをもって延会いたします。 ご苦労さまでした。 延会 午後 3時55分...